自分の浅はかさに気づいた日。

いいなぁ。
すごいなぁ。
楽しいんだろうなぁ。

友人や、知人の活躍をSNSで簡単に知れる時代。
そして、SNSとは良い側面のみを載せる人が多い。

人の人生のすごーーーーく一部をトリミングした場所。SNS。

こんな挑戦をしてるよ。
転職します。
結婚しました。
子供が生まれます。
海外で働いてます。
好きなことやって生きています。

うらやましい。
いいな、人生楽しそうで。
と思っている自分に気づいたとき、すごく苦しくなった。

キラキラしたところをトリミングしていたとしても、
見えないところでただならぬ努力をしているであろうこと、
挑戦するためにすごく難しい判断、選択をしたであろうこと。
家族を作るためにたくさんぶつかって人と向き合ってきたこと。

私は、何もしていない。
うらやましいと思うことさえおこがましいなと思う。

人のことをうらやましいと思うってことは、
自分の人生に満足できていないってことだと思う。

自分は年代平均程度の給料をもらい、
将来が不安だからなんとなく積み立てNISAをして、
自炊したり、友達と飲みに行ったりして
ただなんとなく、人生をただ消費するように生きている。

勉強して自分の市場価値を高めてもっと稼ぐこともできるだろうし、
自分の本当にやりたいことについて考えて、それに向けて動くことだってできるはずだし、
人と向き合って人生のパートナーを見つける世界線だってあったっていい。

でも、なーーーんにも取り組んでいない。
取り組みたいとも思っていない気がする。

でも人生何か変えたい　と思う。
何か変えるためにはそれなりにめんどくさい気持ちを超えていかなければならない。
30歳を目の前に、人生の岐路に立たされている。
人生１００年時代と言われているのに、1/3もたたないうちに人生の岐路なんて考えているのだ。
何が人生１００年時代だ。
30歳だってまだ若い？それはそうだ。

今が一番若い。20代のカウントダウンをしながら人生について考える。

自分が一番　” 幸せ ”　を感じる瞬間はいつか。

何か好きなこと、ときめくことを見つけたいなと思う。

SNSを見て人のことばっかりうらやましがってる暇があれば、
自分のことをもっと知るべきかもなと思った。

一生言い続けているミニマリストを目指してみても良いのかもしれない。
働くこと自体は嫌いじゃないので、
仕事を何か変えてみることも良いかもしれない。
年をとっても続けられる趣味を見つけても良いかもしれない。

だって、人生あと70年はあるのだから。