着衣人物写生会―石見神楽―
(全文公開の投げ銭制記事です)
本日は、京都市の日本画教室《楽人衆》が主催、月1回開催される着衣人物写生会に参加してきました。
この着衣人物写生会は舞妓さんを描くことが多いのですが、今回は石見神楽の登場人物を描きました。
石見神楽は島根県石見地方が誇る郷土芸能で、ダイナミックで迫力があり、視覚的にも派手で豪華なものだそうです。
まずはビデオから。みんなで「大蛇(おろち)」という演目を観賞しました。素戔嗚尊(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治するという神話に基づく物語でした、大蛇がとぐろを巻いて立ち上がる様は思わずびっくりしてしまい、素戔嗚尊が激しく立ち回る、もうビデオを見ただけで圧倒されそうでした。
そしてビデオを見終わったあと、実物が出てきて(で、でかい……)描き始めました。
1枚目は素戔嗚尊と大蛇。今まで私はこの着衣人物写生会では鉛筆と色鉛筆で描いてきたので、今日もそれで描きはじめましたが、なんだか迫力に欠けたので、持ってきたクレヨンでがしがしと塗って、豪華さを表現しました。
しかし豪華さは出たけど、私はもっときりっとした迫力がほしいと思って、2枚目は素戔嗚尊だけを鉛筆で描きました。黒1本で勝負です。まずまず迫力が出たと思いました。
石見神楽を実際に見たい方、祇園祭の宵山の日に八坂神社で島根県社中による演舞があるそうなので、興味がある人は見に行ってみてください。
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