孤独の苦しみと、あとに残る遺恨
仕事をしていると、度々孤独になるタイミングがある。
マネジャーとメンバー。
提案者と傍観者。
そんな苦しい時に、そばにいてくれる人がいるだろうか。
理解・支援してくれる上司。
志を同じくする同僚たち。
そんな人がいるのと居ないのとでは、世界が大きく異なってくる。
なんか上手く行かない、というとき
良い人ほど、自責に囚われがちだな、と感じている。
そしてそんなときは大体、何らかのかたちで精神的に孤独なんじゃないだろうか。
ツライことを変えたいときや、業務の改善が必要だったり
「変化を起こさなければならない」という状況は心身ともに疲れるものだから、それを一人でやるのは大変な疲労やストレスをかかえることになりやすい。
「変化を起こすときは仲間探しから始めよう」なんて書いてある本もよく見るけれど「仲間を探す」ということは「仲間じゃない状態の人を引き込む」という説得の作業も絡み、それはそれで大変だし得手不得手もある。
あとに残る遺恨
こういった状態に陥ったときに「自分がだめだった」と考えてしまったり「周囲が助けてくれなかった」と考えたり、考え方は人によって変わるけれど、大体は何らかの遺恨が残る。
もちろん、一緒にやったとしても上手く行かないことはあるけれど。
「物事に一緒に取り組む」ことができれば物理的にも精神的にも負担を分け合えるし、その事実があれば「ただ上手く行かなかった」という体験ではなく、「仲間と共に切磋琢磨したのだ」という体験にもなる。
一人で困っている人がいたら、声をかけてあげてほしい。
たとえ物理的に手伝うことはできなかったとしても、精神的に支えてくれるだけでも違うんじゃないかな。