あくび

昼間は平和で、夜はさいあく。世界の道理はずっとそうだった。実家にあるドラえもんの漫画、読みあさる。コンビニに売ってる総集編のやつ。妹の部屋の漫画、勝手に読む。わたしの失くした本も本棚に収納されている。浅野いにおとか、そのへん。『おやすみプンプン』を全巻買おうか迷ってやめたところだった。メロい、とかの概念は言語化できないけどよく分かる。ベランダで煙草吸う。父親の煙草をくすねた。実家、むずい。こころをどこに置けばいいか分かんない。わかんなくていいよ、とかで片付けられる歳じゃないし。サンクラ、ディグる。きらきらした薄いBGMの音楽で、インスタントな気持ち。そういうのが必要なときも、あるある。


ともだちとごはん食べる。値段を気にしなくて良い状態のときはいつも部屋にこもっている。家賃の引き落とし、上手くできてなくて今日入金した。実家付近の家賃、いま住んでるところよりも安い。こころをどこに置けばいいか。だからそれが問題だって言ってんの。