浜辺と食と音楽と。| 街にできた新たなイベント
2024年9月22日、鹿児島県のいちき串木野市で新たなイベントが開催された。その名も「浜辺と食と音楽と。」。
吹上浜沿いの美しい自然の環境を生かした空間で、いちき串木野市の特産品を活用した食を活かしながら音楽を聴き、街の魅力を届けていく。
新たに始まるイベントの事務局に僕も入らせてもらっていた。半年以上も前から水面下で動いていたこのイベントについて、備忘録として感じたことをここに記したい。
コンテンツ&出店一覧
このイベントは本当に色々なコンテンツが盛りだくさんであった。まずはそのご紹介から。
私は、主に青松の森のエリアを担当しており、当日に向けた関係者とのやりとりや準備、当日の現場を担当していた。
地域の人とイベントを作るということ
今回の企画のひとつ、ゴミコレゲリラパフォーマンスの準備の時に、記憶に残っていることがある。
このイベントは、地域の人と一緒に作り上げることをプロジェクトの軸として掲げていた。ゴミコレゲリラパフォーマンスでは、モデルとして城西高校の学生さんが参加をしてくれた。
練習日、私は自分の車で学生の送り迎えをしていた。その時に乗ってくれた学生たちが、とてもとても楽しみにしてくれていたことが記憶に残っている。
純粋に喜んでいる高校生の姿を見て、なんだかとても嬉しかった。個人的には「休日なのに、負担かけてしまうのがちょっと申し訳ないな。」なんて勝手に感じていたところもあったが、彼女たちにとっては「友達との大事な思い出」になってくれたんだと思う。
ちょっと大変だったけど、あのイベント楽しかったなって、そんなふうに記憶に残ってくれたなら嬉しい。
「危機」から生まれた「奇跡」
イベント当日は、とんでもない雨と風であった。朝、これはもう中止になるんじゃないかというような様子。
私は青松の森担当であったので、外にテントを立てて横風に煽られながらお客さんを待っていた。なんなら途中、何度もテントが飛びかけて必死に抑えていたのを覚えている。全身はびちょびちょだった。
一番の危機はメインステージ。横風により楽器や機材が濡れてしまうため、これはもう無理だろうというくらいの状態であった。そんな時に、アーティストの方が気を利かせてくれて、PA機材を持って来てくれることに。
開催時間は大幅にずれ込んだものの、昼頃から吹上浜フィールドホテルの宴会場での開催となった。
以下はその時の様子。
アーティストの皆さん、スタッフ、そして参加してくれた皆さんが急遽なんとか作り上げた空間。それでもこの場は、とても素敵な時間になってくれた。(ちなみに僕はこのとき森にいて、ひたすら雨風に煽られていた)
でも、危機の時こそみんなで素敵な時間を生み出せた奇跡を、色んな人の話を聞いて感じていた。
最後に
今回、事務局として入らせてもらい、0からプロジェクトが立ち上がる過程に立ち会えたことは学びになった。
もし僕が、新たに0から企画して、僕の仲間と新たな街のお祭りを作り上げるならどんなことが出来るだろう。何のために、どんなふうに街を変えていけるだろうか。
毎月、日置市100人カイギをしていて、どんどんと素敵な仲間ができることが僕はとても嬉しい。
皆なとなら、どんな楽しいことが出来るかな。
そんな事を日々考えている。
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