ロウソクをさすかささないかの葛藤
この間、
レストランのウェイターしてる時、
ホールケーキのサプライズがあって
ケーキを取りに行ったら、
最後にロウソクをさすかささないか
パティシエさんに聞かれたのね。
まず私はそこで、
このロウソクをさす・ささないの選択権・決定権がウェイターの私にあるのか!(◎_◎;)
と内心思うわけです。
完成品に対する理解度が高いのはもちろん私ではなくパティシエさん!という感覚からね。
なので、おそらく私はまた
パティシエさんに
「どっちがいいんでしょう?」
とか聞いたんだろうけど(あまり覚えていない)、
最終決定するのは私なわけです。
お客様の状況を把握してるのは担当の私なので。
さすかささないか爆速で葛藤した後、
私が出した答えは
「んー、ロウソクさしたら、わー!(^^)(拍手)ってなりそうな雰囲気ではあります(^^)」
こんな風に言ったんですね。確か。
今考えれば、
いや、「ロウソクさします」とだけ言って?
って感じなんだけどさ。
案の定、パティシエさんから
「あなたはいつでも平和(?)そうね〜(^^)」
的なことを言われました^ ^
(楽しそうね〜だったっけ。
もはや怒られてないのが不思議です。
優しい世界。
ごめんなさい。)
マイワールドテンションで答えてしまったが、
実際、私の脳内は全くもって平和でもなんでもなくて。
早く決断して戻らねばならぬ!
私よ判断しろ!!? と爆速で葛藤し、
ロウソクをさした場合に
「そんなロウソクさすような派手なお祝いじゃないのに〜…」
となる可能性と、
ロウソクをささなかった場合に
「ホールケーキなのにロウソクなし…?もっと華やかにしたかったのに〜」
となる可能性。
この両者を想像して、天秤にかけ、
頭の中は瞬時にプチぐるぐる状態だったのだ。
困ったらひとまずさしとけ!
とはなれないのが私。
どっちの方がいいのか、よりいいのかを
極め抜きたい。
まぁこの精神は、一緒に働く方々は皆んなあるかな。
葛藤の末、
「わー!(^^)」(拍手)
ってなる雰囲気が想定されたので、
無事、私の中でロウソクをさす案が採択された。
そしてそれをそのままパティシエさんに伝えてしまった次第である。
その結果、真の心理状態とは裏腹の穏やかさが前面に出てしまったわけだ。
もう少し、ビシッとキメていこう。
そのために、いったん頭の中で咀嚼してから口に出そう。
とは言いつつも、急いでる時のそれの難しいこと。
ちなみに、ロウソクを立てた結果、
お客様は喜んでいらしたので、万歳。
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