HPSなりの悲しみとの向き合い方
今年になってから不幸が多い。
恩師が亡くなり、同い年の友人、夫のいとこ・伯母も立て続けに……。
それが原因なのかわからないけど、少し前から体調不良が襲ってきた。「良性発作性頭位めまい症」になってしまったのだ。
私の場合、「寝返りを打つとき」「髪を洗うとき」「ふり返るとき」頭の位置が変わるとめまいや吐き気がしてツラかった。
日常生活に支障を及ぼすことが多々あり、オンライン秘書の仕事をするだけで精一杯。炊事や家事はおろか、大好きな読書やライティングの仕事もできない日が続いた。
めまいが回復してきたかと思ったら、台風の影響でひどい頭痛。
そして数日前、親子共々お世話になった人が突然亡くなった。それだけでなく、同じ日に父方の叔母が末期のガンで余命わずかと知った……。
「繊細さん」の私の感情はぐちゃぐちゃになってしまい、オンライン秘書の仕事をしていても、仕事どころじゃない。効率は悪いし、すぐ涙が出てしまう。
どうしていいかわからなかったけど、思い切って泣いたら、気持ちが落ち着いた気がした。
泣くことは、心のデトックスの一環でもあり、実際に涙に含まれるストレスホルモンが体外に排出される。泣いた後なぜか気持ちがスッキリしたと感じるのはこのためかもしれない。
そう自分に言い聞かせ続けた……。
いま私ができることは、
・抱えている仕事に責任もって対応する。
・体調が回復するまで家事は家族に手伝ってもらう。
・会えるときに(意識があるうちに)叔母を見舞って、お礼を言う。
悲しんでいるだけじゃなく、具体的に挙げてみるとリストを実行するにはどうしたらいいのかと気持ちが逸れる。少しラクになった気がした。不思議なものだ。
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他の人とは違うかもしれないけど、「繊細さん」なりに悲しみとの向き合い方のトリセツを作ってみました。
不幸が続くと運が悪く感じるけれど、それによって私がどれほど成長できるか考えてみると、逆に意味をもつこともあるかもしれない。
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