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第2節に思うこと。
今節の視聴試合は以下の通りです。
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ブライトン2-1マンチェスターU
最後の最後に勝負強さを見せましたブライトン。三笘もアシスト。攻撃も良いですが守備もアグレッシブでいいですね。ダンクとファンヘッケがラインを高く設定してコントロールしまいました。何本か狙ってオフサイドも取っていましたね。全体が非常にコンパクトでした◎
CB2人がけがをした場合や、疲れ出始める頃に監督がどう判断するか?ですね。ミンテはいい選手ですが、「スピードを落とす」という技術が身につけばもっと伸びるでしょう。
ユナイテッドは厳しかったですね。左サイドに右利きのダロトを配置していましたが、ビルドアップがうまく機能せず。。(ブライトンがマズラウィと逆サイドに誘導していた気もしますが)。
ま、とりあえず撤退時の守備ですね。1失点目は「クロッサーに対するラッシュのアプローチが遅い」「クロスの上がった瞬間にディアロが戻っていない&中盤が戻っていない」などエラーがありました。2失点目も同じようなエラーです。。テンハグがんばれ。。
アストンヴィラ0-2アーセナル
ガナーズにとっては第2節でいきなりの「鬼門ヴィラパーク」です。
ティンバーがパーティの隣に入り、ライスとウーデのIHになる、3-2-2-3っぽいビルドアップでした。しかしヴィラは、ティンバーとパーティのパスコースを切りながら、プレスをかけていき、ビルドアップを阻害します。中々チャンスの作れない前半でしたが、トロサールとパーティ砲でヴィラを粉砕したガナーズ。「シュートを打てるのは最後にペナルティエリアに入った人」という原則を体現する2得点でした。そして、、、ラヤが神です。ヴィラは対アーセナルのための守備を用意し、ビルドアップもティーレマンを中心に上手くプレスを外していました。最もインパクトを与えたのは、モーガンロジャース。パワフルかつ鮮やかにガナーズの中盤をドリブルで引きちぎって、何度もチャンスを演出します。
不運だったのはキャッシュ。前節で散々クデュスの相手をし、今節はマルティネッリ。かなりダメージがあったようで、開始早々に肉離れ。タフにサイドを上下できる存在なだけに手痛い離脱になってしまいました。そしてもう1人不運だったのはワトキンス。。2本とも決めたいシーンでしたが、ラヤを褒めるしかないですね。彼が本来の調子であれば両チームのスコアは逆だったかも。
エメリは途中交代からバランスを崩した感がありましたね。
サウサンプトン0-1ノッティンガムフォレスト
菅原選手が加入したセインツ。GKも積極的に参加しながら、3バックでビルドアップをします。焦ってボールを回すような様子もなく、運びながら引きつけてパスを意識しながら前進を試みます。しかし、中盤の2枚に前を向く意識があまりなく、反転できる場面でバックパスをするなど勿体無い場面も何度か。。後ろが重く、発射台が多くなり、受け手が少ないような印象を受けました。フォレストは中盤で引っ掛けて、セインツの3バック脇を起点にカウンターを仕掛けます。エランガ、ハドソンオドイ、ギブス=ホワイトの絡むカウンターは迫力がありますが、あと一歩決定機にかけます。
両チームともチャンスが少ない展開でしたが、セットプレーの流れからギブス=ホワイトが先制点。これが決勝ゴールとなります。セインツは失点後に4バックに変更し、発射台を減らして受け手を増やしゴールに迫りますが、あと一歩及ばす。開幕2連敗となってしまいました。
クリスタルパレス0-2ウエストハム
お互いにビルドアップに苦戦します。
パレスは3バックでのビルドアップを開始しますが、ハマーズはワントップのアントニオと、両ウイングのボーウェン、クデュスが外切りプレスではめにいき、ソウチェク、パケタ、ロドリゲスの中盤3枚で奪いにいきます。パレスのWBへは迷わず両SBが飛び出していきます。
ハマーズのワントップに対しては、マテタがアンカーを消し、両ウイングがCBへプレス。SBへ出た場合は、WBがプレスをかけます。
試合が動いたのは68分。対人最強マシーンのワンビサカが鎌田を跳ね飛ばしながら前進し、ボーウェンへつなぐと最後はソウチェクが押し込みます。パレスは3バックの脇をカウンターの基点にされてしまう場面が前節から多くありました。ワンビサカが1対2で既に追い込まれているにも関わらず、さらにボールにアタックしてしまったことでボーウェンをフリーにしてしまった鎌田の判断も残念でした。
そして、71分ボーウェンの追加点でゲームセット。
フィジカルが強くてボールも運べてしかも左利き。新加入キルマンの評価は非常に高まっているでしょう。
逆にパレスはフラムへ移籍したアンデルセンの不在を感じさせるゲームとなりました。
カウンターを潰せる中盤や、出足の良いDFがいないとこの先カウンターでの失点が増えそうです。
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第3節も楽しみですね⚽️⚽️⚽️