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この関係性に、名前をつけてくれ。

「カフェオレください。あ、カフェラテ? 
 え、どっち? まあ、どっちでもいいや!」

コーヒーとミルクの関係性って結構めんどくさい。
エスプレッソにフォームミルクを1:1で足したらマキアート?。
エスプレッソ1にミルクが3~4でジブラルタル(=コルタード)?、
ミルクがほにゃららてカフェラテ、そしてそのミルクが泡泡だとカプチーノ? 

めんどくさ!

 
手を繋いだとかキスしたとか、いやいやご飯だけだよ、の割合で恋人か友人かがカテゴライズされるくらいめんどくさい。
そして、その人間関係に細かい機微があるくらい、エスプレッソとミルクを混ぜた液体の味わいも微妙に変わっちゃう。

さらに、「これってどんな関係だと思う?」って相談する相手によって
ジャッジが分かれるのと同じく、店によっても調べるサイトによっても、
割合も呼称も変わってくる。

おっと、カフェオレについても触れなきゃいけないか? カフェオレとカフェラテの違いは、分かり易いだから調べてみてくれよな。でも国によっても違うらしいからなあ。いや、やっぱむずかし。じゃあ、味はどう違うの?と聞かれると、いいから飲んでみてくれ!というのが一番早い。

そりゃそうだ。お付き合いだって一緒。いくらアドバイスを求めたって、そりゃアドバイザーの経験則からでしか、物申しができない。経験則は他人から見れば偏見だ。そんな男やめときなよ~と言われて、「でも・・・」となったら、その心が答えでしょう。

ただ、これは偏屈コーヒーマンこと俺のアドバイスだが、会うシーンは重要です。夜だけなのか、そうじゃないのか。コーヒーもそう。朝時間がないなら、クイっといけるマキアート。さくっと、しかしカウンターのねーちゃんと関わりたい欲しがりさんならジブラルタル、友達と時間をかけておしゃべりしたいならたっぷりサイズのカフェラテが良い。

もし夜にカフェに行って、相手がカフェインレスを頼んだら、きちんと夜は寝たいってサイン。夜はきっとチャンス無しだぜ、世のボーイズ☆。

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