コーヒーを仕事にしようと思うまで vol.3
これまで、片岡樹 個人のnoteとして主に映画感想を記してきました。
これからは、引き続き映画やさまざまなカルチャーに触れたことも述べつつ
コーヒーマンとしてコーヒーに関するさまざまなあれこれも述べていきます。
まずは、自己紹介がてら、私が今現在のコーヒー活動、それからコーヒー屋開業を目指すに至るまでのことを記していきます。
vol.1 タリーズコーヒー
vol.2 ブルーボトルコーヒー
vol.3 キッチンカーmullet
構成は、上記の3本立てです。
お手隙のときに、読んでいただけたら幸いです。
今回は、vol.3 のキッチンカーmullet期です。
(アディダスのデサント期みたいでおしゃれだね?そんな呼び方ない?)
vol.1とvol.2にはなかった年表を作ってみました。図でみるとわかりやすいですし、いかに自分がジョブホッパー・忍耐無しがわかりますね。。。
今回は、「Mullet」と書いてある時期について。
自分にとって、デザインで何かできるんだろうか。。。?
ブルーボトルコーヒーを退職して、家業である枝豆、米作りに従事。
それらがひと段落したのち、すぐにコーヒー屋を開こうと決意したわけではなく、新潟のデザイン会社に勤務しました。mullet期というのは、そのデザイン会社にあったキッチンカーの名前です。
Uターンをしてコーヒー屋開業へと動き出さなかったのは、
まだコーヒー屋になろうとは、このときは思っていなかったんです。
デザイン会社に勤務し始めたのが2021年11月。
自分で仕事が取れるようになるためには、
社会に出ていろんな人と接点を持つことが大事です。
そんな当時、
・自分の興味あるデザイン領域を模索していたこと
・たまたま稼働していないキッチンカーが会社にあったこと
・コーヒー経験があったこと
上記の三つがかけ合わさって、自己紹介的にキッチンカーに乗ってコーヒーを提供しながら、会社と自分を知ってもらう活動が始まったのです。
デザインが生きる領域は多岐にわたりますが、自分は、
「デザイン × 地域・コミュニティ・暮らし」
に興味がありそうだなあと、ざっくり感じていました。
・手段=デザイン
・対象=地域・コミュニティ・暮らし
そのときに読んでいた本がこれら↓
そうしてコーヒーを淹れながら自分を知ってもらうには?
という活動をしていると、
「やっぱりコーヒー淹れるの楽しいなあ!」という気持ちに引っ張られ、
自分の中に、ある考えが漂い、それが徐々に分厚くなっていきます。
その考えは、
「自分が社会と関わる手段はデザインじゃなくて、
コーヒーのほうがあっているんじゃないだろうか?」
上京してすぐ入社したデザイン会社でもそうでしたが、
なにかをデザインするというのは、とても華やかに見えますが、
リサーチや思考作業など、粘り強く考える時間が大半を占めます。
・考え込むよりも人とコミュニケーションを取ることが性にあっていた
・そもそも慣れないデザインよりもコーヒーが得意だったこと
・受注仕事じゃなくて、コーヒーの方が主体的に動けそうじゃない?
・コーヒー屋から、地域やコミュニティに関わっていきたい
という理由から、コーヒー屋の開業を決意することになりました。
これは、デザイン会社に入ってキッチンカーに乗っていなければ、
きっと芽生えていなかった気持ちなのではないかと思っています。
そうして、退職を決め、コーヒー屋開業に向けて動いていくぞ!
というふうになったのでした。
キッチンカーじゃだめなのか?
これは、コーヒー屋になるといろんな人に伝えていると、
結構聞かれたり、言われたりすることです。
これについては、次記事で述べていこうと思います。