ウォルマート治験に参入 - 10月3週デジタルヘルスケアニュース
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ウォルマート、臨床試験に正式参入
ウォルマートは臨床試験に進出し、ヘルスケア研究へのアクセスを向上させることを目的とした新部門「ウォルマート・リサーチ・インスティチュート」を立ち上げた。小売の競業であるWalgreensやCVSは既に臨床試験・治験領域に参入しており、トレンドに後続した形。
ウォルマートのデジタルヘルスポータル「My Health Journey」を通じて、試験内容の詳細が確認でき、申し込むことも可能。臨床研究機関、製薬会社、医療システムなどのパートナーと協力し、ピンポイントで参加者を募集していく予定。また、臨床試験管理プラットフォームを提供するLaina Enterprise とも提携する予定。まずは、慢性疾患、高齢者、過疎地在住者、女性、マイノリティに関する研究にフォーカスしていく。
ワシントン大学、AIが精神科医と同等に精神疾患の兆候を検知可能
ワシントン大学が研究している新しいAIモデルは、日常的なテキストメッセージを読み取る訓練を受けた後、精神疾患の兆候を正確に特定できると証明された。人間の精神科医と同様に、メンタルの低下を示す特定の「認知の歪み」を発見できることが判明し、より簡易・安価に、患者をトリアージするツールになる可能性が示唆された。
AIモデルに39人の患者から受け取った12週間分のテキストメッセージ(合計7,300通以上)で学習させた結果、AIは精神科医と同等に文章の中に見られる「認知の歪み」を発見したという。
音声分析AIが標準的な検査と同等にアルツハイマー病を検知可能
音声サンプルから認知症の検出と進行をモニターし、デジタルバイオマーカーを構築しているWinterlight Labsは、Genentech社との共同研究で、既存の神経心理学的検査と同様の精度でアルツハイマー病をモニタリング出来ると発表した。
Winterlight社のデジタルバイオマーカープラットフォームは、アルツハイマー患者の録音を分析し、単語の長さ・単語の頻度・声の大きさなどを含む9つの指標がアルツハイマーの進行の指標になると研究成果を発表している。臨床医による評価と比較すると、Winterlightの判定は同等またはそれ以上の正確な評価が得られているという。
スタートアップ資金調達
FOLX
10/12/2022 シリーズB; $30M
VC - 7wireVentures, Foresite Capital, Bessemer Venture Partners, Define Ventures, Polaris Partners
LGBTQ+向けのヘルスケアサービス
LGBTQ+ならでは悩み相談、ホルモン処方、プライマリーケアを提供
本人以外でも社員の子供がLGBTQ+だったら利用可能
福利厚生プログラムとしてもB2Bでサービス提供中
42州で1万人にケアを提供しており、将来は全50州に拡大予定
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