【レビュー】CinePrint16の全て
こんにちは、さいです。
DaVinci Resolveを使った写真のカラーグレーディングを昨年の春ごろに始めて、グレーディングについて色々調べている中で、とあるパワーグレードに購買意欲を唆られ、今年の2月に購入してしまいました。
それが、タイトルにもあるCinePrint16です。
CinePrint16のざっくりとした概要について説明します。
Tom Bollesさんが作られたこちらのパワーグレードは動画撮影用に使われていた16mmフィルムのルックを再現したものです。主に映画などで使用されてきた16mmフィルム特有の質感やカラーバランスを様々なデジタルカメラで再現します。
複雑なノード設計、高度な画質落としやハレーション機能、専用のLUTなどなど様々な工夫が隠されています。
(つい最近、CinePrint35という35mmフィルムと16mmフィルムのどちらの再現も可能なパワーグレードがローンチされたので、こちらについても後々購入して記事を書くと思います。
値段が若干異なるのですが、本人曰くCinePrint35はCinePrint16の焼き増しではなく、完全に別物の製品であるそうなので、実際の作例を見て判断するのが良いと思います。)
そんなCinePrint16が写真・映像のグレーディングにどのように役立つのか、またどんな人に合っているのかなどを徹底解説していきます。
Monetとの比較や写真現像との相性、使い方までやっちゃいます!
作例
このトーンの肌色にマッチするグレーディングが簡単にできるのがCinePrint16
街にある光を活かしたグレーディングもハマりすぎる
露出オーバーしたときのフィルムみたいな表現もできる。
Cinestillのようなフィルム特有のハレーション表現もかわいくて◎
フラッシュ使ったときの全体の色味やスキントーンも◎
黒潰れやカラーノイズを活かしたローファイ感のある画が簡単にグレーディングできるのすごい
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