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ブルーオーシャンに立つということ Part.2【C1のルック再現機能について】

ブルーオーシャン回第二弾です。

先日から写真界隈で話題になっているCapture One(C1)の新機能「ルックマッチ」

どんな機能か簡単に説明すると、
元となる写真の色味をC1に読み込ませて似た色味・ルックをワンタッチで80%くらいの再現をしてくれるといった機能です。

色を再現したい写真はRAWじゃなくても読み込めます

Twitter(新X)ではこの機能を他の写真に適用してみてどのくらい色味を再現してくれるか試している方が多かったので、自分もこの機能に関してひとつ気になることがありました。

それは、

DaVinci Resolveでカラーグレーディングした写真をC1で「まったく同じ写真」にルックマッチ機能を適用した場合どうなるのか

気になりました。

ということで、早速やってみました。

DaVinci Resolve(Monet)で現像

この写真を元にC1でルックの再現をしたものがこちら

Capture One(ルックを再現)

なんというか、似てはいる。
もう少しやってみましょう

DaVinci Resolve(Monet)で現像
Capture One(ルックを再現)

再現度45%みたいな中途半端な感じ

DaVinci Resolve(Monet)で現像
Capture One(ルックを再現)
DaVinci Resolve(Monet)で現像
Capture One(ルックを再現)

この写真の下の部分はそっくりだけど、雲の重たさや青の出方があっさりしてる


実際にやってみた感想として、DaVinci Resolveの現像をC1のルックマッチ機能で再現しようとしても色味の40%くらいの再現度でしかないなという印象です。では、なぜ40%しかC1では再現できなかったのか、そこには明確な原因があります。
その原因とは、

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