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DaVinci Resolve 19(Public Beta)のおすすめ機能と使い方
自分以外の写真をある程度見るようになると、「この人の写真の色には深みがあるなぁ…」と感じることがあるかと思います。もちろんそれはその方のカメラ性能や、現像知識・技術の積み重ねの結果といえます。
しかし思いませんか?
頑張ればいつか自分にもできるものだと。
そんなみなさんに朗報です。
頑張らなくてもいい時代がやってきました。
そうです、お察しの通りDaVinci Resolve 19の新機能です。
みなさんはDaVinci Resolve 19にあるどんな写真にも色の深みを足す方法があるのをご存知でしょうか。
今回は主に2つの優秀な新機能について実際に僕がどう使っているかまで解説しちゃいます。
(少し前からDaVinci Resolve 19のPublic Beta版がリリースされており、最新のPublic Beta 4ではかなり洗練された機能になったと確信したため、今回ご紹介しようと思います。)
Densityとは
写真の色に深みを足す行為のことを「Densityを上げる」とよく言ったりするのですが、そもそも"Density"ってなんぞやというところですよね。
Densityを端的に言語化すると、
・色の密度
・彩度自体は変えずに輝度のみを変える
・色に深みを足す ≠ 単なる彩度上げ
です。
これだけ聞いてもイメージしづらいと思うので、次にこの機能を使ってDensityを高めた僕の写真をお見せします。
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明暗のコントラストはゆるやかなのに、色のコントラストがしっかりあるため重たく深い印象になる。
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Monetでグレーディング
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二枚目の写真にDensityのノードだけを加えたもの。
色に深みが出たように感じる。
このようにDensityを高めるだけで画がぐっと引き締まった印象に変わります。
それでは実際にDaVinciのノード設定について解説します。
ColorSlice
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