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【創作テレビドラマ大賞1次/シナリオS1グランプリ3次通過】『約束のリバイバル・シネマ』脚本

大学時代に執筆した人生で2作目の脚本を今年, シナリオコンクールに応募するにあたって30ページほど増量. 元々かなり端折って17ページに収めていたので, 少しは意味のある加筆だったかな. 気になる結果は

第49回 創作テレビドラマ大賞  1次通過(144/1056)
第47回 シナリオS1グランプリ(部門①)  3次通過

と不甲斐ない結果ではありますが, 自己評価よりも高く見てもらえたようで個人的には満足しています.

そんな本作は 疎遠になった父と子の和解 のお話.
これだけ聞くと小難しく思えるかもしれないですが, 僕自身小難しい話が嫌いなのでめちゃくちゃライト.
そんでもって結構コメディ寄りのドラマです.

ちょっと長いけど, 読んでくださったら嬉しいです.
感想も聞かせてくださいね.

▼ 勝手に主題歌:太陽族『青い空 白い雲』

▼ 脚本はこちら

▼ あとがき

幼少期に映画に目覚め, よく母と近所のレンタルビデオ店に足を運んでは映画を選んでもらっていた. 中学生の頃には友達と一緒に何本かずつ選んで, 週の半ばで交換したり鑑賞会を開いたり. もしかして僕たちは, レンタルビデオで育った最後の世代だったんじゃないか? 幼少期から中学を卒業する頃までの間, 少なくとも僕の中にはサブスクなんて概念はなかったから. サブスクの台頭と流行病のダブルパンチでレンタルビデオ店が殆ど絶滅に追い込まれた今, 完全に過去の遺物になる前に作品として残したいという気持ちがあった. それが本作を書いた動機です.

元のタイトルは「約束の金曜日」(創作~はこれで応募). なんかパッとしないなぁとずっと不満に思っていたところ, 南野陽子さんの「リバイバル・シネマに気をつけて」を思い出して改題. あとこれを書いた頃, 岩井俊二に猛烈に憧れてた. 特に「Love Letter」や「ラストレター」の影響は大きく, そういうちょっとした奇跡のような話を書きたくって必死に捻り出した記憶がある.

掲載する前に読み返しながら再び改稿したところ, 元より1ページ少なくなった. 誤字脱字や変換ミスが多く, 3マス下がってない箇所があったり, 本文に出てくるタイトルが改題前のものだったり, 一番酷かったのは文章の途中で文字サイズが小さくなってた. よくこれで1次通過したなぁ.


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