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平井祐輝 ~掴んだ信頼~

今回はSC Werden-Heidhausenに所属する弊社留学生の平井祐輝選手にインタビューをしてきました。途中加入ながら12試合出場でチームメイトからの信頼の厚い平井選手にドイツ初年度の成績を振り返ってもらいました!

―サイドバックとして12試合出場で1アシストという結果でした。ドイツ初年度が終了した感想を教えてください。
 
ドイツ語が分からない中でしたがチームメイトや監督のおかげで、ドイツで求められていることや何が大切なのかを学ぶことが出来ました。

―ドイツと日本でサッカーの違いは何か感じましたか?
 
ドイツサッカーはシンプルなプレーが多く、リスクを伴う攻撃的なプレーが少ないと感じました。ただ、勝負の回数や1vs1で奪いきる、絶対に取りきるんだという球際の激しさはドイツの方が強いと思います。ドイツは気持ちがかなり強いです。毎回の練習や試合の1vs1の場面でこの気持ちを感じながらプレーをしています。

―ドイツで実際にプレーをして戦えたと思うところはありますか?
 
1vs1の場面では自分の特徴を出せたと思いますが、守備のやり方が日本と違うのでそこは少し苦労しました。あとはチャンスになる、攻撃の起点になるパスだったり、パスの強弱で変化させたりはできたと思います。

―ドイツサッカーの魅力はどんなところだと思いますか?
 
日本と違いサッカーの文化が根付いているので、試合をするときにはグラウンドにお客さんが多く集まります。地元の人や選手の家族、アウェイサポーターも。あとは下部リーグでも試合の結果や個人の成績を見られるアプリもあり、サッカーに対する環境はとても整えられていると思います。

―ドイツ留学を決めたきっかけは何かありますか?
 
「大学卒業後に日本でプロ」という目標があったのですが、プロになれなかったときに海外でプロを目指すという選択肢を常に持っていました。しかし、高校の時に怪我をしてしまい、大学でもその影響で満足いく結果が出せない中で将来のことを考えたときに、通っていた大学の所属するリーグでプロを目指すことは難しいと思いドイツ挑戦を考えました。
年齢の若いうちが評価されると思い、怪我が治ってプロを目指せる状況になってからドイツに来ました。

―これからドイツ留学を考えている選手にアドバイスはありますか?
 
ドイツ語の勉強や文化を学ぶことをやっておくといいと思います。ドイツ語はサッカー用語だけでも覚えておくと、初めからコミュニケーション取れて自分も楽にプレーできると思います。

―最後に来シーズンの意気込みをお願いします!
 
まずはコンスタントに試合に関わること、そして目に見える数字で結果を出したいです!

一つひとつの言葉をしっかり選びながら質問に答えてくれた平井選手。来シーズンの活躍に期待です!!

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