バイオハザード
バイオハザードの歴史
久しぶりの投稿です(やめたわけじゃないよ)。昨年ハロウィンセールでバイオRE4を買いまして現在プレイ中で、これが非常におもしろいので、一度はもう終わったと思ったバイオハザードについて、改めてまとめておきたいと思います。
主に時期が3つくらいありまして、PS時代、生みの親である三上真司氏が抜けた時代、迷走を経てREエンジンでまさかの復活を果たした時代、に分けることができます。このシリーズは昔から好きでPS初代から継続的にプレイしています。ほぼやっている。
年表
第一期 - PS(プレイステーション)時代
1996 バイオハザード
1998 バイオハザード2
1999 バイオハザード3
2000 バイオハザードコード:ベロニカ
夢で終わらせない
バイオハザード
記念すべき初代一作目。クリス、ジル、レベッカ、バリー、そしてウェスカーが登場。発売当初はそうでもなかったが口コミで徐々に人気が広がっていったという珍しいケースだったそう。「夢で終わらせない」はエンディング曲です。
バイオハザード2
神谷英樹氏がディレクターを務めた二作目。レオン、クレア、エイダ、シェリー、そしてハンクが登場。少なくとも1と2をプレイしていないとその後の展開が理解できない。この二作で主要キャラが勢揃いします。ホラーというよりはアクション映画のようなノリ。
バイオハザード3
ジルが主人公。バイオ2と時間軸がほぼ同じで最後はラクーンシティが消滅。物語はあまり進行しません。選んだ選択肢でその後の展開が変わるライブセレクションというシステムがあります。
バイオハザードコード:ベロニカ
クレアとクリス、そしてウェスカーの再登場。非常に印象的なオルゴール曲があり、リメイクが待たれる名作です。オズウェルEスペンサーも今作が初出(確か)。フレーバーテキストの中でだけですけどね。スペンサーは基本的にそうです。
元々はB級ホラー映画のノリだったバイオハザードですが、ベロニカくらいから物語に深みが出てきます(そしてバイオ5で決着がつく)。ウェスカーズリポート2というものがありまして、昔はカプコンのホームページにありましたが今はもうないようです(HDリマスターの特典にあるようですね)。バイオシリーズの真の主役であるアルバートウェスカーが黒幕オズウェルEスペンサーの謎に迫っていく物語になっています。
ウェスカーズリポート2
https://www.projectumbrella.net/weskers-report-ii.html
ベロニカまでの統括のような内容になっています。バイオを語る上では必読のテキストとなっています。これに言及しない人はモグリ。
当時の開発裏話
バイオ2、3、ベロニカはほぼ同時進行だった模様です。
最近では開発陣の貴重な裏話をさらに聞くことができます。良い時代になりました。
第二期 - GC(ゲームキューブ)時代
2002 バイオハザードリメイク版
バイオハザード0
2003 バイオハザードアウトブレイク(PS2)
2004 バイオハザードアウトブレイクファイル2(PS2)
2005 バイオハザード4
2007 バイオハザードアンブレラクロニクルズ(Wii)
2009 バイオハザード5(PS3)
バイオハザードダークサイドクロニクルズ(Wii)
バイオハザードリメイク版
スペンサーの存在と洋館の設計者ジョージトレヴァーの娘リサトレヴァーの追加で物語に深みを増した初代のリメイク版。今では初代というとこのリメイク版を指すようです。オリジナルを超えたリメイク作であり、混じりっ気なしの100%バイオハザードです。
バイオハザード0
初代のサブキャラであるレベッカが主人公で洋館事件の前日譚です。スウィートホームをオマージュしたキャラクターを切り替えるザッピングというシステムがあります。ここまでがまあウェスカーズリポート2と関連している物語ですかね。
バイオハザードアウトブレイク
ラクーンシティの一般人(?)たちを操作するオンラインマルチプレイ対応のサバイバルホラーです。オフラインでもプレイでき、その難易度の高さからオンラインサービスが終了した今でもコアなファンがいる隠れた一品です。難しすぎますけどね。
バイオハザード4
フルモデルチェンジに挑戦しかつ成功したシリーズ四作目。レオン、アシュリー、エイダ、クラウザー、ハンク、そしてウェスカーが登場します。マーセナリーズという敵を倒していくミニゲーム(3にもある)があります。海外でも非常に評価が高い作品です。大人気。
エイダズリポートなるものがあり、こちらはエイダの視点から物語が語られます。まあスペンサーに言及するようなことはなくて、あくまでロスイルミナドス教団事件内での内容ですが。ウェスカーに言及する程度です。
The Mercenaries Leon - Resident Evil 4
The Mercenaries Ada - Resident Evil 4
The Mercenaries Krauser - Resident Evil 4
The Mercenaries Hunk - Resident Evil 4
The Mercenaries Wesker - Resident Evil 4
バイオハザードアンブレラクロニクルズ
これまでのストーリーを振り返るオムニバス形式のレールシューティング(?)ゲームです。ウェスカーの視点でプレイするモードがあり、アンブレラの終焉が描かれます。まあ今となってはゲームとしてはおすすめできませんので、動画を観ることをおすすめします。
バイオハザード5
オンラインで二人同時プレイが可能になったシリーズ五作目。ゾンビゲームというよりはガチのドンパチアクションゲームです。クリスとウェスカーの長年の因縁の対決も遂に決着。ジルやスペンサーも登場します。スペンサーはまああっさり死ぬんですけどね(笑)。登場人物は海外向けにボリュームアップします(特にクリスはゴリラ化、ジルは身長が伸びる)。
オリジナルを超えた初代リメイク作と、いまだにコアなファンがいるらしいアウトブレイクシリーズ、そしてフルモデルチェンジに成功し海外でも非常に評価が高いバイオ4と、まさに絶頂期でした。バイオ5を迷走期に入れる人もいるかと思いますが、個人的にとても好きだし、ウェスカーと遂に決着がつくのでこちらに入れました。アンブレラクロニクルズはこのウェスカーが暗躍する物語ですが、ゲームとしてはおすすめはできません。
バイオハザードの物語はここまででいったん完結しています(ウェスカーが死んだから)。
第三期 - 迷走(?)期
2011 バイオハザードリベレーションズ
2012 バイオハザードオペレーションラクーンシティ
バイオハザード6
2014 バイオハザードHDリマスター(リメイクのHD版)
2015 バイオハザードリベレーションズ2
2016 バイオハザード0HDリマスター
海外のドラマシリーズのような展開と、構え歩きができるようになったリベレーションズは評価が高いのですが(後にアンベールドエディションが出る)、もとが携帯機なので残念なのとなによりバイオ6のクソゲーっぷりがこの時期を象徴しています。公式で謝罪文を出したほどです。バイオ4、5で不評だったQTEを主軸としたシリーズ最大のクソゲーといっていいと思います。今ではそんなに評価が低くはないようです(なぜだ!?)。
三上真司氏がディレクターを務めたサイコブレイクもいまいちでした。好きな人は好きみたいですが。バイオ4とそんなに変わらない。
第四期 - REエンジン時代
2017 バイオハザード7レジデントイービル
2019 バイオハザードRE2
2020 バイオハザードRE3
2021 バイオハザード8ヴィレッジ
2023 バイオハザードRE4
バイオ6の迷走によりしっちゃかめっちゃかになったシリーズを1から構築し直し、まさかの復活を果たしたバイオ7。バイオ8をプレイしてみて話がちゃんと続いていることも確認したし、まさかこんな風になっているとは思いませんでした。めっちゃ怖いです!
まあ、スペンサーが出てくるのはファンサービスみたいなものだと思いますがね...。
Making of『BIOHAZARD 7』
『バイオハザード RE:2』座談会
ヴィレッジはバイオ4リスペクト的な部分があり、そのバイオ4もリメイクされ大変に高評価のようです(おもしろい!)。ただ戦闘や探索をするだけではなく、ひ弱な女の子であるアシュリーを守るというのがやっぱゲームとしておもしろいのかなー。
【三上真司×竹内潤】元カプコン先輩後輩が語るバイオハザード25周年
以上今回はバイオハザードのお話でした。忘れてしまわないうちに書いておこうと思いましたが全部書けたでしょうか。追記するかもしれません。
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