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やりたい事を叶える自分との出会い方

今日もお変わりないですか。連続更新記録が途絶え気味です。
ここのところ家の事でバタついていました。noteってXやInstagramと違ってしっかり思考して書きたいなと思ってしまうので、毎日その時間を見つけるのが難しい今日この頃。でもnoteは私にとって息抜きのできる秘密基地のような場所。気負いせず、やっていきます。

先日のダイエット記事「産前産後太りと14キロ痩せた話」の情報に一部誤りがありましたので修正。

修正前:スティック状の芋の揚げ物にとにかく目が無い。
修正後:スティック状の芋の揚げ物にとにかく目が無い。

芋関係、特に揚げ物は本当に大好きです。
はい、世界一どうでもいい修正です。

今日の記事は、現在放送中のNHK朝ドラ「ブギウギ」を見て、自分の過去を振り返り、気が付いた事。
やりたい事って実はよく見るとちゃっかり叶えてたりする。戦略的に叶えよう。そんな話です。

ブギウギは主人公は歌って踊る事が大好きな女の子で、歌劇団に二社応募して、二社目のオーディションに合格し、厳しいレッスンを経てステージに立つ…という物語。(注:もっと人情やいろんな人間関係が描かれた面白い作品です。)
この設定、小学生の頃の自分をとても思い出させてくれます。

私も小学生の頃から人前で歌って踊るのが大好きで、ファッションにも関心があって、ファッションモデルに憧れていました。
ファッション誌「nicola」を毎月購入し、紙面に映る推しを眺めては私もこうなりたい!と真剣に思っていました。(当時の推し:うちだまりなc、コナンc、開放日やデパートのファッションイベント、コナンc所属グループsoultigerのライブ参戦済み。同じ方いらっしゃったら、いいねかコメントよろしくお願いします。)
色んな服を着て、それに合ったヘアメイクをする。色んなポージングで服を綺麗に魅せる。沢山の同世代の女の子に憧れられて、こんな気分が上がる事は無い。想像するだけでワクワクしていました。毎日部屋の鏡の前でポージングとウォーキングの練習。表情作りやサインの練習。(サインは練習がてらに当時の年賀状に書きまくり、友達に先行披露)モデルだけより歌やダンスもできた方が売れるから(?)と考え歌とダンスの自主練。忙しい日々でした。そしてとにかく色んなモデルオーディションを受けまくりました。

子供ながらにも、モデルの仕事について自分なりに研究(調査/分析・検討)。もしモデルになれたら、メリットは先述の通りだけど懸念事項もある事に気が付きました。
・撮影は朝が早い。朝が苦手な自分はどうやって起きるのか。
・撮影場所までの交通費は小学生の自分はどうやって工面するか。
・先輩たちとはどうやって仲良くなるのか。あの人いじわるそうやな…
・自分は一重で鼻が低い。掲示板に悪口を書かれたらどうしよう。
・私はモデルで勝負したいんやけど、ダンスも好き。歌はそんなに好きじゃない。どれに集中すべき?

子供の頃からHSS型HSPぽい特性を遺憾なく発揮。しかし、その心配は無用でした。オーディションは全落ち。モデルの夢はいつしか自分の中で小さくなっていき、その後しばらく忘れていきました。そしてオーディションに落ちまくった事は自分の黒歴史になりました。

そして月日は経ち、私はアパレル販売職に就きました。ファッションが好きで、接客業に携わりたかったので選んだこの職。もちろん昔のモデルの夢なんぞはすっかり忘れていました。
そして当時店の一番の若手だった私は、世代的に一番SNSの使い方を知っているだろうという店の上の人の判断で、放置され続けていたSNSの更新担当に割り当てられました。
店の服を着て、撮影。文章を書いてアップ。とても楽しくて、やりがいを感じていました。夢中になり毎日更新していたら、長年の幽霊ブログが全国50店舗の中でアクセス数1位を獲得しました。結果が数字に出るのも嬉しかったけど、どこかで別の達成感も感じていて、ある日その正体に気が付きました。

あ、私の昔のモデルの夢、今叶ってるわ。

・色んな服を着て
・それに合ったヘアメイクをして
・色んなポージングで服を綺麗に魅せて
・沢山の同世代の女の子に憧れられる

もう全部叶ってるのよね、この業務で。(お客さんからも「ブログ見てるよ」と言ってご来店いただけることも増えていた。そして私の着てる服を着てみたいと言ってもらえたりも)

それに気が付いた時、なんというか「生きててよかった」といえば大げさかもしれないけど、そんな気持ちを味わう事ができました。当時仕事が大嫌いだったけど、このSNSの仕事だけは最後まで熱を入れてやり抜く事ができました。

私がずっと「モデルになる事」という部分だけに縛られていたら、それを叶えられたか叶えられなかったかのどちらかしかなかったでしょう。そして「叶えられなかった自分」は脳内の「挫折」というカテゴリーに入ってしまい、自己肯定感を下げてしまう。でも、自分の中で「叶えられた」と感じれたら、挫折boxから出来たboxに昇格できて、自己肯定感も上げられると思うのです。今の私の中には、オーディションに落ちまくった黒歴史は消滅しています。

やりたい事を職業や名詞だけで考えると、0か100かになってしまう。そうではなく、もっと広く、やりたい事のどんな部分に憧れるのかを細分化し、動詞に変換すると、出来る事が見えてくる。そして叶えた自分にぐっと近づくことができる。

私はたまたま担当になった仕事で、昔の夢を叶えていた自分に出会えたけど、この方法でもっと戦略的にやりたい事を実現できるのかな、と考えています。

やりたい事は小さく、少しずつ叶える。
そんな叶え方もありだと私は思っています。


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