技術書典5でプレゼンの練習についての薄い本を頒布しました
10月8日(月)に池袋サンシャインシティで開催された技術書典5にサークル参加し,「徹底練習!アカデミックプレゼン」を頒布しました.
結果
持ち込み部数
徹底練習!アカデミックプレゼン 120部
古典的CUDAプログラミング 26部
空力音の直接数値計算を支える技術 10部
Fortranによる実践オブジェクト指向プログラミング 50部
改訂版 流体計算で覚えるPython3 100枚(ダウンロードカード)
頒布実績
徹底練習!アカデミックプレゼン 80部
古典的CUDAプログラミング 26部
空力音の直接数値計算を支える技術 10部
Fortranによる実践オブジェクト指向プログラミング 11部
改訂版 流体計算で覚えるPython3 40枚
ぶっちゃけどうなの?
予想通りにいったところとそうでないところがありました.
予想通り
・古典的CUDAプログラミング
持ち込んだ26部が16時半頃になくなりました.
・空力音の直接数値計算を支える技術
持ち込んだ10部が16時半頃になくなりました.
・Fortranによる実践オブジェクト指向プログラミング
40部ほど在庫が残っているようにみえますが,概ね予想通りです.
Fotranの本は分厚いので,50部で印刷をお願いすると,20部/20部/10部の3箱で送られてきます.10部の小さい箱だけ開封すればいけると考えていたのですが,予想より1部多く頒布できました.
予想と違った
・徹底練習!アカデミックプレゼン
予想よりは少なめでした.技術書典5は,当サークル始まって以来の被チェック数172という数字が出たのですが,頒布できても100部だろうと予想していたので,冬コミに当選した場合も考えて120部印刷しました.内容と想定読者を考えると,冬コミの頃の方が需要があるかもしれません.
当サークルにとって,被チェック数はそのイベントの勢いを見るための数字であって,頒布数を決定する要因にはなりません.
・改訂版 流体計算で覚えるPython3
この本は常に予想を裏切ってくれます.技術書典3,技術書典4,技術書典5で頒布数が非常に大きく増減しました.しかし,技術書典3, 5が比較的近く,4だけが多かった(改訂したので新刊ブーストのような何かが作用した)と考えれば,今回の数字が通常だと判断できます.
ちなみに収支は超絶赤字です.Wordで快適に編集するためにワークステーションを購入したこと,イラストをお願いしたこと,早割に間に合わなかったことが重なって,赤の諭吉だけで2学級くらい作れます.
まだあわてるような時間じゃない.
当日の様子
今回初めて3種類より多く頒布物を取り扱うことになったので,見本誌を立てるスタンドを用意しました.向かって右にあるのが,日光企画さんで購入したスマート本棚です.
B5を縦横に並べられるのでいいなと思って導入したのですが,見本誌が重たいせいで,下段の見本誌が手に取られると,本棚が倒れてくるという事態に陥ってしまいました.本棚があるのは非常によかったので,次は倒れないように対策します.ちなみに見本誌を合計すると大体1000ページでした.
会場が広くなった分,スペースも広くなり,スペース設営や在庫の管理,移動が余裕を持って行えたので,とても快適でした.開場後,最初に数名の方が新刊購入のために立ち寄ってくれましたが,全体的に出足はのんびりで,他とは違った空気が流れていたように思います.その分,立ち寄っていただいた方とは色々な話ができてとても楽しい時間を過ごすことができました.結局,パイプ椅子に数回腰掛けただけで,ずっと立っていたような気がします.
おわりに
主催者・事務局の皆様,素晴らしい場をありがとうございました.途中,ひつじさんが各ブースに挨拶にまわられていて,少しお話ししたのですが,心底楽しいと思っている気持ちの一部でも伝わっていれば幸いです.
次はWordの数式入力環境についてまとめる予定です.