インプラントの二次オペとは何ですか？
インプラントの二次オペとは何ですか？
インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。
インプラント治療は、自分の歯と同じように噛めることや、見た目が自然で美しいことなど、多くのメリットがありますが、一方で手術を必要とすることや、治療期間が長いことなど、デメリットもあります。
インプラント治療には、大きく分けて1回法と2回法という2種類の方法があります。1回法は、インプラント体と人工歯の土台部分が一体化したものを使用し、外科手術を1回で済ませる方法です。2回法は、インプラント体と人工歯の土台部分が別々のものを使用し、外科手術を2回に分けて行う方法です。
この記事では、2回法のインプラント治療において行われる「二次オペ」とは何か、その内容や流れ、注意点などについて詳しく解説します。二次オペとは、インプラント体と顎の骨が結合した後に、人工歯を装着するための手術のことです。
二次オペの前には、一次オペという手術が行われます。
二次オペの流れは、以下のようになります。
局所麻酔をかける
歯茎を切開する
カバースクリューを取り外す
アバットメントをインプラント体に連結する
歯茎を縫合する
二次オペは、一次オペに比べて手術の侵襲が少なく、痛みや腫れも軽度です。しかし、それでも手術後には以下のような注意点があります。
手術部位を触らないようにする
手術当日は湯船に浸からないようにする
激しい運動は控える
食事は軟らかくてぬるめのものを食べる
刺激物やアルコールは避ける
二次オペ後には、仮歯を装着して歯茎の状態が安定するまで数週間ほど待ちます。その後、人工歯の型取りを行い、最終的な人工歯をアバットメントに固定していきます。人工歯の種類や材質については、歯科医師と相談して決めることができます。
インプラント治療は、自分の歯に近い感覚で噛めることや、見た目が自然で美しいことなど、多くのメリットがあります。しかし、インプラント治療には、手術を必要とすることや、治療期間が長いことなど、デメリットもあります。
インプラント治療を受けるかどうかは、患者さん自身の判断になりますが、歯科医師と十分に相談して、自分に合った治療法を選択することが大切です。
二次オペは、インプラント治療の最終段階に近い手術です。二次オペを無事に終えれば、あとは人工歯を装着するだけです。二次オペの内容や流れ、注意点などを理解して、インプラント治療を成功させましょう。
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