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【健康しが】第16回淡海の川づくりフォーラムに参加し、MLGs賞を受賞!

こんにちは。
Tabiwa Nextの滋賀大学大学院データサイエンス研究科の戸簾です。

このたび「第16回淡海の川づくりフォーラム」に登壇者として参加し、なんと「MLGs賞」をいただくことができました!

淡海の川づくりフォーラムとは?

淡海の川づくりフォーラムは、川や水辺に関わる活動をされるみなさんが集う公開選考方式のワークショップで、今回で第16回を迎えます。『川やびわ湖、水辺と共生する暮らし』『川やびわ湖、水辺と私たちのいい関係』を築いていくための参考となる“きらり”と光る活動を公開討論によって探し、その年いちばん輝く活動をみんなで表彰します。

ちなみに私は第11回、第12回にも「大川活用プロジェクト支援団体haconiwa」として、登壇しています。懐かしい。また「家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」も、昔参画しており、非常にあたたかい環境で発表できました。


発表内容「ウェルビーイング×ビワイチ」

今回発表した内容は、11月に実施したビワイチ体験をベースとしました。

どのようにすればより「ウェルビーイング」なビワイチが行えるのか、また、今治にて参加したICSC2024で得られた知見の共有、そして参加者の方々の川の魅力を活かした、新たなビワイチプラスのルート発見などを目的に、ワークショップに参加しました。

全体発表

まず最初に実施した全体発表では、全ての団体が、自分たちが実施する活動について2分でプレゼンテーションを実施。私はサイクルスーツとヘルメットという、インパクト狙いで登壇しました笑

最初は緊張しながら話させていただきましたが、参加者の方々のあたたかい環境のおかげで、にこやかに発表する事ができました。

テーブル選考

その後、3つのグループに分かれてテーブル選考を実施。テーブル選考では、それぞれの活動について、より深掘りする話を行ったり、新しい活動に繋がりそうな議論が行われるなど、非常に面白い活動が行われました。

また、写真にもあるように、ファシリテーショングラフィック(ファシグラ)を実施しながらディスカッションを行うことで、よりわかりやすく話を行う事ができました。

そして、テーブル選考の結果、我々は選ばれませんでしたが、「C-1家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」「C-2小さな自然再生ネットワーク」が選出され、全体選考に進みました!

ポスターセッション(復活選考)

復活選考を目指す戸簾

テーブル選考終了後、昼食を挟み、ポスターセッションが行われました。ポスターセッションは復活選考の役割も持っています。

ポスターセッションでは特に「ビワイチって名前が悪い。一周前提になってしまっている」「びわ湖をくるっと廻るとか、びわ湖に来るとか、サイクルとかをかけて「ビワクル!」とか良いんじゃない!」「ここがハブになって、それぞれの川の良さの再発見などにも繋がりそう!」といった議論を行いました。

しかしここでも、復活選考ならず….. 皆さんの発表を聞いて楽しむ事にしました笑

全体選考・公開選考会

選考が完了し、全体選考が開始。総計9グループが全体討論に進むことができました。そこで再度、9グループからのプレゼンと選考委員による質疑応答が行われ、第一回の最終選考が実施……

その後、会場も含めた、今年いちばん“キラリと光る活動”についての議論を重ね、第二回の最終選考。本当であればここで、グランプリ・準グランプリが決定するはずが、まさかのここから決選投票に!

決選投票を勝ち抜き、グランプリに選ばれたのは「家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」、そして準グランプリには「米川よろず会議」が選ばれました。

おめでとうございます!

表彰

そして、全ての発表と選考が終わり、表彰が実施。このタイミングでは私は見る専門と化していましたが、まさかのMLGs賞に我々の活動が選ばれました!

テーブル選考も復活選考も選ばれていなかったので、これにはびっくり。

「MLGs Goal 11|びわ湖を楽しみ 愛する人を増やそう」に賛同してくれて、ビワイチ体験に参加してくれた方々や、当日ディスカッションを行う中で、特に繋がりを創る事で、より良い活動に繋がりそうな取組として、「Goal 13|つながりあって目標を達成しよう」に資すること、そして、サステイナビリティを考慮した活動のあり方などを評価いただきました。

グランプリ取得の木村さんとのツーショット

イベント終了後は、グランプリを取得された「家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」の木村さんとのツーショットを撮らせていただきました。

実は私の家の近くにも流れる川で活動をされている木村さん、そんな木村さんと一緒に受賞できて、非常に嬉しかったです!

グラレコの完成形

また、ファシグラを行う中で作成されたグラレコが全て公開されていました。各活動の全体像が伺えて、非常に面白い作品に仕上がっていました。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は、川づくりとは若干離れたビワイチという観点での発表でしたが、まさかの受賞に繋がって非常に嬉しいワークショップとなりました。ここで得られた繋がりを機に、新たな研究活動にも繋げて行ければと考えております。

今後も、当該補助金に関する活動、及び当団体に関連する活動について、下記noteマガジンでお届けしますので、是非チェックしてください!

Tabiwa Nextとは?

Tabiwa Nextは滋賀大学と立命館大学の学生らによって、2022年に組成され、「ビワイチ」をモデルとした新しい観光のあり方の企画・検証を実施している団体です。

団体メンバーの特徴として、データ分析、政策提案、ウェルビーイングの分析、社会実装など、多様な専門性を持つ大学生・大学院生・社会人が集まり、それぞれの得意な分野で滋賀県の観光を考える取組みを進めています。

本活動の一部は、令和6年度「健康しが」活動創出支援事業費補助金の支援を受けております。


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