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リツモリのデジタル保健室 | あすなろ祭での展示・体験会
こんにちは。
インパクトラボの上田です。
今回は、9月9日(土)・10日(日)に開催されました立命館守山中学校・高等学校の文化祭「あすなろ祭」でデジタル保健室の取り組みを実施しましたので、その様子を紹介をしたいと思います。
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デジタル保健室
デジタル空間であるメタバースやデジタルツールを活用して、生徒同士や養護教諭と生徒が悩みや困りごとを共有することができる次世代の保健室。
これまでの立命館守山中学校・高等学校でのメタバースを活用した取り組みは、こちらからご確認ください。
立命館守山中学校・高等学校の保健室は、リツモリ生の身体と心の健康を守ることを目的として運営しています。一般的な保健室だけでなく、サポートルームやほっとルームなどの生徒にとって教室以外の新しい居場所づくりを行っているところが特徴です。
*立命館守山中学校・高等学校 保健室 HP
このような新しい取り組みを進めているリツモリ保健室ですが、コロナ禍をきっかけにリアルな空間にとどまることなく、デジタル空間にも生徒の居場所づくりができないかを模索してきました。私たちはこれらの取り組みを総称して「デジタル保健室」と呼び、生徒、養護教諭、卒業生など多様なメンバー活動を推進しています。
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9月9日(土)・10日(日)のあすなろ祭では、サポートルームでメタバース保健室の体験と感情センシングの2つの取り組みを参加者の皆さんに体験してもらいました。
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これまでのメタバース保健室の取り組みは生徒と一緒に考えたプロセスもポスターで紹介しました。さらに、活動を始めた段階でNHK大津放送局のしがばなと言われる特集に取り上げられています。他にも、守山市のコワーキングスペースで市民協働ワークショップなども実施してきました。
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今回は、他にも感情センシングと言われるパソコンのカメラ機能を活用して被験者の様子を捉え、4段階の感情の様子を測定する機器を活用して、カードゲームやトランプのババ抜きを体験する企画を実施しました。
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これらの取り組みを実施する中で、「メタバースや感情センシングのような先端技術を活用した授業や学校生活に応用できるかどうか」という質問に対して、参加者にシール形式で回答してもらいました。運営したメンバーの予想では、新しい技術を活用することに生徒や保護者等に難色を示すと思っていましたが、蓋を開けてみると意外と導入の可能性に肯定的な意見が多くを占めていました。とても意外な結果となりました。
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今回は、サポートルームでデジタル保健室の体験を多くの方にしていただきました。これらの取り組みに協力いただいた立命館守山中学校・高等学校の卒業生の中井 勇希さん・中井 咲希さんには大変感謝しております。また、感情センシングの機器を提供いただいた株式会社Oliveの大平さん、テクノホライゾン・アドワー株式会社の野阪さん、鈴木さんにも感謝申し上げます。今回の取り組みは、立命館学園のグラスルーツ実践制度採択事業「メタバース・AIを活用した【デジタル保健室】」として実施しました。
今回のようなチャレンジングで実験的な取り組みをこれからも積極的に実施し、その様子や成果を社会に発信していきたいと思います。引き続き立命館守山中学校・高等学校、さらにはデジタル保健室の取り組みの応援をよろしくお願いいたします。