【健康しが】大学生が行うウェルビーイングビワイチ体験(南湖50km編)
こんにちは。
Tabiwa Nextの代表、滋賀大学大学院データサイエンス研究科の戸簾です。
今回は「環びわ湖大学・地域コンソーシアム学生支援事業 MLGsワークショップ」の参加者の方々を対象とした、ビワイチ体験(南湖50km編)を行いました。
▼環びわ湖大学・地域コンソーシアム学生支援事業 MLGsワークショップについて▼
ビワイチ実施ルート:南湖50km編
今回実施したコースは、日常から少し離れて、心と体をリフレッシュできる南湖一周50kmルートです。
コースの特徴はびわ湖を望む絶景スポット巡り、歴史あるパワースポットでの休憩、地元食材を活かした絶品ランチタイムを行う事が可能という事にあります。このルートは以下のサイトを参考に、一部修正して実施しました。
体験に参加いただく皆さん
今回は、MLGsワークショップに参加した大学生の内、2名の方と運営メンバー3名と一緒に「自分に優しい贅沢な時間」を過ごすビワイチを体験しました。参加者の学生には事前に1時間程度のブリーフィングを実施し、当日の持ち物や安全上の注意事項などを共有しました。
参加者からは「普段の学生生活では味わえない特別な体験になりそう」「琵琶湖の自然や歴史に触れられることが楽しみ」「爽快感を味わえそう」といった期待の声が聞かれました。
体験当日
体験開始:大津港からスタート
朝9時、琵琶湖ホテル付近の大津港に集合。まず利用する自転車について、詳しいレクチャーを受けました。初心者でもわかりやすくギアチェンジやブレーキについて、教えていただきました。
レクチャーが終わり次第、早速大津港を出発し、なぎさ公園を走行しました。3kmに渡って続く美しい遊歩道で、琵琶湖の絶景を眺めながらのスタートとなりました。湖畔の公園で準備運動を行い、爽やかな琵琶湖の風を感じながら出発しました。
途中、膳所城跡公園に立ち寄り、徳川家康ゆかりの地で歴史に触れる時間も。桜の名所として知られるこの場所で、参加者たちは滋賀の歴史の深さを実感していました。
浜大津~瀬田:最初の休憩 ビワイチ出発の地
浜大津~瀬田区間では、走行距離8km地点で最初の休憩を取りました。この場所にはビワイチ開始の地を示す石碑があり、最近工事で綺麗になった唐橋を眺めることができました。また、一人でも写真が撮れるような工夫がされた休憩所も設置されていました。
瀬田~草津:道の駅くさつ
瀬田~草津区間では、道の駅くさつに立ち寄りました。この時、停車に不慣れな参加者が転びそうになり、低速走行時のハンドリングの難しさを実感しました。休憩時には、地元特産の「あおばなソフト」を楽しみました。一見抹茶のような薄緑色をしていますが、バニラに近い味わいで、くせもなく美味しいアイスクリームでした。50kmコースならではの、余裕を持った観光を楽しむことができました。
草津~守山:BIWAKOモニュメント
草津~守山区間では、琵琶湖大橋を渡る前に寄り道をしてBIWAKOモニュメントに立ち寄りました。インスタグラム映えするスポットとして知られるこの場所で、参加者たちは思い思いの写真撮影を楽しみました。
守山~堅田:琵琶湖大橋の眺望
守山~堅田区間では、今回の最大の難所である琵琶湖大橋に挑戦しました。それまでの平坦な道のりとは異なり、初心者にとっては獲得標高の高さに苦戦しましたが、頂上からの景色は格別でした。そして、下りの爽快感も格別な思い出となりました。
道の駅びわ湖大橋米プラザにて昼食
道の駅びわ湖大橋米プラザでは、滋賀県ならではの近江牛を使用した昼食を楽しみました。日曜日ということもあり、多くの来場者で賑わっていました。普段、地元の人が車で琵琶湖大橋を渡る際にはなかなか立ち寄らない場所だけに、県民である参加者らにとっても新鮮な体験となりました。この食事の時間は、参加者同士の交流を深める貴重な機会となり、より良い関係性を築くことができました。
堅田~浜大津:ラストスパートでフィニッシュ!
堅田~浜大津の最終区間では、当初予定していた林道コースを変更しました。これは、事前調査で工事が行われていることが判明していたことと、参加者の体力や天候を考慮した判断でした。
代わりに湖岸道路を南下するルートを選択し、約5.5時間かけて50kmを完走。大津港にゴールした瞬間、参加者全員の顔に達成感あふれる笑顔が溢れていました。
実施後のグループインタビューを実施
実施後は、カフェに場所を移してグループインタビューを行いました。マップを見ながら、各ポイントでの体験や感想を共有し、充実した振り返りの時間を持つことができました。
今回の"ゆったりチル旅"スタイルのビワイチ体験は、サイクリングの域を超え、参加者一人一人が琵琶湖の魅力を再発見できる特別な機会となりました。絶景ポイントでの写真撮影、歴史スポットでの学び、地元食材を活かしたランチなど、滋賀の魅力を全身で体感できる充実した一日となりました。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました。
MLGsワークショップが目指す"well-being"の実現に向けて、このような体験を通じて、心身ともにリフレッシュできる機会を今後も創出していきたいと思います。
次回は琵琶湖北湖150km走破を目指すグループとのビワイチを予定しています。琵琶湖の異なる表情を楽しむ旅にぜひご期待ください。
今後も、当該補助金に関する活動、及び当団体に関連する活動について、下記noteマガジンでお届けしますので、是非チェックしてください!
Tabiwa Nextとは?
Tabiwa Nextは滋賀大学と立命館大学の学生らによって、2022年に組成され、「ビワイチ」をモデルとした新しい観光のあり方の企画・検証を実施している団体です。
団体メンバーの特徴として、データ分析、政策提案、ウェルビーイングの分析、社会実装など、多様な専門性を持つ大学生・大学院生・社会人が集まり、それぞれの得意な分野で滋賀県の観光を考える取組みを進めています。
本活動の一部は、令和6年度「健康しが」活動創出支援事業費補助金の支援を受けております。