メタバース事業部にて「VRCで動画を撮ってみよう」研修を行いました。
こんにちは。インパクトラボのLuminです。
先日、VRChat内での動画撮影や写真撮影などの手法について、弊社メタバース事業部スタッフ、学生インターンを中心とした研修を行いました。
研修を通じて、VRC初心者の参加スタッフ・学生はもちろんのこと、それなりにVRChatに住み着いている私もいろいろな気づきと再認識を行えました。
本研修は、バーチャル空間でクリエイティブな活動を行いたい者が集うクリエイターコミュニティの構築を行われていらっしゃる「With VR」の皆様より、講義と体験をご提供いただきました。
※本noteでは受講させていただきました内容を、詳細にお伝えはできませんのでご了承ください。内容のイメージとしては、With VR代表のとーた様が掲載されていらっしゃる下記noteが参考になります。
研修の様子
研修ではまず、講師のお二人より、VRを活用した動画とはどのようなものなのか、どのように動画を撮影するのかについて、資料を基に、お話しいただきました。
座学を行った後は、実際に動画撮影の練習を行いました。撮影練習では、Winters様のデスクトップを見ながら、弊社PCのセットアップ、及び実際の撮影体験まで、一連の流れで行う事ができました。
その後、With VR様のスタジオ見学を行い、撮影に適したギミックの紹介や、スイッチャーの実装方法などの応用的な撮影方法について解説いただきました。
参加者の声・気づき
これまで動画撮影、編集、ディレクションなど、複数の役回りを行ってきましたが、VRでの撮影は現実での撮影と違い、VRを知っている前提で、その次段階のものであることが分かりました。
例として、一部機能はアバターやワールドに設置してでないと使用できないという点など、VRを知っている前提だからこそできる技術です。
そのため、VR撮影クルーという役回りの重要さや需要は今後、伸びていくとも感じることができました。私も動画のディレクションを進める上で、理解を深めていこうと思います。
今回はVRでの参加ができなかったため、実際の撮影の感覚を体験することは難しかったですが、どのようにしてVRで撮影するかをわかりやすく教えてくださり、勉強になりました。
私はゲーミングノートPCで入ったのですが、動画撮影を行うとデスクトップモードでもかなりPCのリソースを使うため、VRでの撮影を考えると、デスクトップPC、もしくは高性能なゲーミングノートPCが必須と分かりました。
個人的には更に具体的なVR上での撮影での表現方法の違いなどを知りたいと思いました。
映像もVRも初心者ですが、今回の企画は非常に面白いものでした。まず、VR上でプレゼンが見れるということ自体、私のような一般人からすると、驚きの体験でした。
写真撮影についてもお話を一部いただき、自分自身、現実では一眼レフで写真撮影を行っていたりするため、まずはアバターにカメラを導入できるようになるまで、遊んでみようと思います。
VRで動画を撮影する方法を知らなかったので、今回の企画は大変参考になりました。また、撮影ギミックについても知ることができ、撮影の工夫が色々できそうだなと思いました。
イベント終了後、VR上で実際にいろいろなワールドに行き、撮影をしましたが現実と違って手ブレ補正機構がなく、なかなか上手く撮影できませんでした。
VR撮影は需要があると思いますので、今後はVR上でのブレやカメラの動かし方、拡張機能などについても学んでいきたいと思います。
まずはこの度、いきなりのご依頼でしたが、研修の依頼を快諾いただいたWith VRのとーた様、Winters TAM様、当日補助いただきましたChikuwaFox様、並びにWith VR関係者の皆様にお礼申し上げます。
現在、動画コンテンツは若者から高齢者まで、どんな方でも身近に触れるものになっております。まだまだ、HMDを社会の全員が持つことは難しいものの、動画や中継はVRを身近に感じるツールとしては非常に有効な方法だと考えております。
本企画を通じて、地方でのメタバース体験、観光や発信への連携、取組の社会実装等に繋がる一つの方法として、「動画としてのメタバース」の活用を考える一助となりました。
重ねてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。
なお、本事業は令和4年度 滋賀県起業支援事業 「滋賀県起業支援金」のご支援の元、実施いたしました。
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