もりやまキャリアチャレンジ Mentor's Review#2
チーム「もりキム」のメンター、髙島千聖です!
約2ヶ月のもりやまキャリアチャレンジプログラムを終えて、メンター目線からの感想を述べたいと思います。
「もりやまキャリアチャレンジ」の集大成であるびわ湖ピッチ。会場はセトレマリーナという立派な結婚式場で、来賓の方々も経営者や協賛企業のお偉いさんなど、とっても豪華でした。
本番の様子
そんな緊張感の中、しっかりと前を向き、会場の人々に熱い想いを訴えかけるもりキムの堂々とした姿に、本当に感動しました。時間もぴったり、そうそうたる審査員からの質問にもしっかり答えられました。中間報告でコテンパンに言われ自信をなくしていた姿とは大違い!とってもかっこよかったです。
チーム紹介ではメンターの私のこともチームの一員として紹介してくれて、嬉しくてひっそりこっそりステージ横で泣いていました笑
そして、もりキムが「平和堂賞」を取ってくれました!!!
しかも、平和堂として協力したいともおっしゃっていただけました!!
もりキムが受賞したとわかった瞬間に泣き出してしまったメンバーもいたくらい(もちろん私も号泣しました笑)、本気で走り抜いた2ヶ月でした。その結果、目に見える形で評価をしていただき、とても嬉しかったです。
様々なつながりから生まれたアイデア
もりキムは最終的に、コンビニで手軽に食べられる「矢島かぶらのおにぎり」を提案しました。
私たちのアンケートにお答えいただいた方は、あれ、キムチでもスープでもないんかい!と思われたかと思います笑
これはもりキムのフィールドワークの賜物なのです。もりキムは、消費者となる自分たちの身近な人にアンケートを取るだけでなく、生産者さん、キムチ屋さん、流通のプロ、シェフ、経営者、教授など、様々な分野の方にもヒアリングを行いました。色んな角度からのフィードバックによりアイデアがあっちこっちいってしまったのですが、高校生にとっては普段話すことのない人々との繋がりができ、とても貴重な経験になりました。
そんな大人たちにも物怖じせず、自ら連絡を取り、自分たちの想いを伝え、分からないことは素直に聞く高校生の姿に、大事なことを思い出させてもらいました。春から社会人1年目になる私も、彼女らのような純粋さ、素直さを忘れずに、どんどん自分からチャンスをつかみ取りにいきたいと思います!
さいごに
もりキムは本当にいいチームでした。熱意と素直さの塊、全力で前を突っ走る頼れるリーダー花乃ちゃん、口数は多くないけどよく考えていて、しっかりやるべきことをやってくれる頼もしい初音ちゃん、言う時はズバッと言ったり、キャッチーなアイデアやイラストを提案したりして、チームを前に進めてくれるアイデアマンのここちゃん。
この3人のバランスがとてもよかった上に、誰も否定せずポジティブな言葉がけをいつも出来ていたこのチームは、どれだけ壁にぶつかっても1度も悪い空気になることなく、楽しみながらひたすら前へと進むことができました。
私自身、このメンバーたちにはとても救われました。正直始める前は、ビジコンに出たこともない私がメンターなんて務まるのか?しかも高校生との距離感も掴めない!と、不安しかありませんでした。でも、元々食や地域に興味があったことに加えて、彼女らの素直さや行動力に惹き込まれた私は、すぐにもりキムのプロジェクトにのめり込みました。最終的には仲良くなりすぎてメンターとしての機能は失っていましたが笑、チームの一員として受け入れてくれたもりキムのメンバーには本当に感謝です!
彼女らの「食べようやじかぶプロジェクト」はまだ続きます。私も引き続きサポートしていきます!
皆さんも、もりキムの今後の活動に期待していてください!