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【健康しが】大学生が行うウェルビーイングビワイチ体験(北湖150km編)

こんにちは。立命館大学の窪園です。

今回実施したコースは、北湖一周150kmルートです。守山で自転車をレンタルしたため、制限時間8時間以内の上級者向けビワイチになりました。

参加者は2名です。私自身は普段から通学のために自転車を利用し、週1回ほどの運動を行っています。これまでのビワイチの経験は、2023年4月に行った琵琶湖一周200km、一泊二日です。一方で同行した方はビワイチの経験が多く、トライアスロンの大会への出場経験もあることから、今回はペースメーカーを務めてくださいました。

注意:本記事の写真は全て、撮影者が走行中に停止し、撮影しています。
道路交通法が改正され、令和6年11月1日より、自転車運転中にスマートフォン等を使用する「ながら運転」の罰則が強化され、さらに「自転車の酒気帯び運転」が新たに罰則の対象とされました。

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/cycle_kaisei.html

体験当日

AM 10:00すぎ 守山出発

出発してすぐ目の前にあるBIWAKOのモニュメントの前で撮影し、北湖一周のビワイチがスタートしました。目標はレンタルサイクルショップが閉店する18:00までに帰ってくること。レンタルサイクルショップは9:30から開店していましたが、予想外にも手続き待ちの列ができていました。結局30分ほどかかり、私たちが出発できたのは10:00過ぎでした。シーズンにもよると思いますが、同じく北湖一周をレンタルサイクルで実施する場合は、9:30の開店と同時に手続きを始められるのが理想です。

この時点では全く焦っていませんでしたが、ペースとして時速23km程度を目処に走ることを話していました。

BIWAKOモニュメントの前で撮影(出発前)

AM10:45 近江八幡市 島町

出発して約1時間。この時点ではまだ体力的に余裕があります。ただし、自転車専用道路(ビワイチルートの青いライン)が左側から右側へと移動する地点に何度か遭遇します。私自身は同行者に着いていく形で走っていたためそこまで意識はしませんでしたが、注意が必要です。

近江八幡市では右側走行がある

この時点ではトレイルラン用のベストの中にペットボトルを入れており、信号で止まるたびに取り出していました。取り出すのに時間がかかり面倒だったため、自転車に備え付けのボトルホルダーに入れたところ、走行中に落としてしまいました。しかし、その後はベストのショルダーポケットにペットボトルを入れ、走行中にも飲むことができました。信号が複数ある前半はゆっくり給水する機会がありますが、後半はありません。自転車のボトルホルダーに入れても落ちないサイズのスクイズボトルを用意する、あるいはランニング用ベストのショルダーポケットに入れたまま飲むことができるソフトフラスクを用意すれば良かったと後悔しました

AM11:46 彦根市 松原町

徐々に足に疲労が溜まってくる時間でした。彦根市付近は市街地の歩道を走行するため、平に舗装されていない道が多い印象でした。ガタガタと自転車が揺れ、スピードも出にくく足への疲労が溜まったように思います。

お腹も空いてくる頃でしたが、昼食場所は事前に決めており、補食で済ませました。私自身はかなり空腹だったため、用意したカロリーメート一箱分を全て消費してしまい、心配になりました。もう少し用意が必要かと思います。

休憩は5分ほどでしたが、ストレッチ等をして凝り固まった腕や足をリフレッシュさせたことが非常に良かったと感じます。

補給食のカロリーメート

PM1:03 道の駅湖北みずどりステーション(エイド)

11/3-9のビワイチ週間に合わせて、11/2-4の3日間は9時から16時まで4ヶ所のスポットで特設の休憩所が設置されていました。私たちは、道の駅湖北みずどりステーションのみに立ち寄りました。

エイドではビワイチに関するアンケートに答えると無料でドリンクが一本もらえるサービスが実施されていました。アンケートの回答終了の画面をスクリーンショットすることで他のエイドでも同様にドリンク等を受け取ることができるようでした。時間がなく、湖岸緑地南三ツ谷公園とSTAGEX高島のエイドには立ち寄りませんでした。

道の駅湖北みずどりステーションのエイド
エイドステーション掲示用画面

道の駅湖北みずどりステーションのエイドに立ち寄った後、再びコースに戻ろうとしましたが、方向を間違えてしまいました。再開後は特に間違えやすいと思います。教訓です。

昼食場所の「道の駅 塩津街道 あぢかまの里」に到着する前に、関門があります。それが旧賤ヶ岳トンネルに至るまでの坂道です。傾斜は8%程度ですが、距離は1kmもありません。一瞬の辛抱かと思いますが、坂の途中で休んでいるサイクリストも目にします。

旧賤ヶ岳トンネル

PM1:45 道の駅 塩津街道 あぢかまの里で昼食

かなり急いで食堂の肉うどんをいただきました。また後半に備えて、道の駅で販売していた鯖寿司も食べました。用意していた補食が少なかったため、ここでエネルギーを十分に補給できて良かったと思います。

PM2:00前には道の駅を出発しました。この時点で距離的に半分の75km、時間も残り4時間という状況でした。疲労が蓄積する後半を前半同様に4時間で走り切れるかと不安になったのを覚えています

あぢかまの里を出てしばらくすると、岩熊の激坂とよばれる矢合神社までの難所があります。この坂は比較的、傾斜はきつくないですが、距離が長いように感じます。春にビワイチを実施した際には、坂をのぼりきった先にある矢合神社の枝垂れ桜が非常に美しかったです

後半戦① 高島市

ここからの記憶は非常に曖昧です。明確に覚えているのは海津大崎周辺、高島の湖沿いの道路(白髭神社付近)が予想以上に長かったことです。この二ヶ所は車道を走行する時間が長く、気をつけなければなりません。特に、高島の湖沿いの道路(白髭神社付近)に関しては、集中力もきれてくる頃です。道路の舗装も安定していません。だからこそ、その前にSTAGEX高島のエイドに立ち寄ることができればなお良かったかもしれません。

また、高島市の当該道路が終結するところでは左側走行を終え、横断歩道を渡り、一本内側の道路に入らなければなりません。車通りが多い道路のため、注意が必要です。

ペース的には海津大崎付近まではペースアップし、昼食後の残り4時間を余裕をもって走行することができる状態でした。しかし、やはり高島市付近で同じ景色が続き、坂のアップダウンもないことからペースが落ちてしまいました。

後半戦② 大津市

大津市に入る頃には残り2時間をきっていたと思います。辺りは暗くなり、途端に人や道路が見えにくくなります。市街地を走行する時間も増えるため、車だけでなく歩行者への配慮が必要です。そして案外、注意が必要なのは、前の車体との距離です。暗くなるのに加え、疲れてくると視線が下の方を向く時間が多くなりました。

その結果、同行者との車間距離が非常に近くなり、前方の自転車が曲がったことに気づかずに衝突してしまいました。幸い怪我はありませんでしたが、非常に危険な事故だったと猛省しています。

また、大津市の市街地は坂が複数あります。最後の琵琶湖大橋も含めて、大津市の坂も楽しめたら良いかと思います。私自身はこの頃になると、ロードバイクの左ギアを上手に使いこなせるようになっていたため、比較的足への負担を軽減できたと思います。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。今回の反省を活かして、次回はよりビワイチを楽しむことができると確信しています。

MLGsワークショップが目指す"well-being"の実現に向けて、このような体験を通じて、心身ともにリフレッシュできる機会を今後も創出していきたいと思います。

次回は琵琶湖一周200km走破を目指すグループとのビワイチを予定しています。琵琶湖の異なる表情を楽しむ旅にぜひご期待ください。

今後も、当該補助金に関する活動、及び当団体に関連する活動について、下記noteマガジンでお届けしますので、是非チェックしてください!

Tabiwa Nextとは?

Tabiwa Nextは滋賀大学と立命館大学の学生らによって、2022年に組成され、「ビワイチ」をモデルとした新しい観光のあり方の企画・検証を実施している団体です。
団体メンバーの特徴として、データ分析、政策提案、ウェルビーイングの分析、社会実装など、多様な専門性を持つ大学生・大学院生・社会人が集まり、それぞれの得意な分野で滋賀県の観光を考える取組みを進めています。
本活動の一部は、令和6年度「健康しが」活動創出支援事業費補助金の支援を受けております。


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