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【健康しが】『ウェルビーイング×ビワイチダイアログ』について

こんにちは。Tabiwa Nextの代表、滋賀大学大学院データサイエンス研究科の戸簾です。

このたび、令和6年度「健康しが」活動創出支援事業費補助金に採択された「県民にもビワイチを浸透させるための、ウェルビーイングに着目した観光資源の活用検討」について、noteを用いて、活動報告を行って参ります。

本記事では、当団体の概要、本年度採択された課題を紹介します。

なお、本note、noteマガジンは、連携企業の一般社団法人インパクトラボのご提供のもと、利用させていただいております。

Tabiwa Nextとは?

Tabiwa Nextは滋賀大学と立命館大学の学生らによって、2022年に組成され、「ビワイチ」をモデルとした新しい観光のあり方の企画・検証を実施している団体です。

団体メンバーの特徴として、データ分析、政策提案、ウェルビーイングの分析、社会実装など、多様な専門性を持つ大学生・大学院生・社会人が集まり、それぞれの得意な分野で滋賀県の観光を考える取組みを進めています。

昨年度は代表である戸簾の得意領域である「データ活用」の側面から、複数のコンペティションやアイデアコンテストにて、ウェルビーイングに着目した活動を行っておりました。

昨年度取り組んだ、データから考える「ウェルビーイング×ビワイチ」施策

補助金を用いた活動について

これまで当団体では特に、観光政策面で「ビワイチ」をモデルとした企画・検証を行ってきました。しかし、県内で行われた調査のデータを見ると、県内利用者は約1割しか、ビワイチの経験がないことが分かりました。

一方、アフターコロナによって、若者の中で最も醸成された意識について調査を行った所、ウェルビーイングの視点が挙げられました。

若者世代における考え方の変化、ライフスタイルへの意識が高まる

そこで本団体として新たに、「心の健康としてウェルビーイングにも着目した観光資源の具体的な活用方法について、若者・市民とともに検討する」ための活動を開始しました。

具体的な活動内容について

現場の声・実践者の声を活かした事業提案を実施

本年度では、学生という特性を活かし、大学での研究成果を発着点とし、社会実装の足がかりとなるワークショップなどを実施する予定です。

①「高校生にとってのウェルビーイング」を考えるワークショップ
高校生を対象に、自分たちの考えるウェルビーイングな旅行とは何かを考えるワークショップを実施します。

②「大学生にとってのウェルビーイング」のヒアリング、追加調査
「環びわ湖大学・地域コンソーシアム」が行う、滋賀の新しいアクティビティを考える学生支援事業の参加学生を対象に、ヒアリングを行います。また併せて追加でビワイチの体験調査を実施し、利用者としての目線から、ウェルビーイング×ビワイチの可能性や課題感を明らかにします。

③ 文献調査、サイクリストへのヒアリング、実地調査
文献調査を行うと共に、今治での国際会議ICSC2024、守山でのLAKE BIWA TRIATHLONの2つの場所で、全国・世界各国のサイクリストにヒアリングを行い、ウェルビーイングの達成に重要なエッセンスを抽出します。

また今回、大学生・大学院生が活動を取り組むため、大学で生み出された研究成果を地域に社会実装する機会とする活動も行う予定です。特にこのような社会実装のタイミングで、連携企業の方々にご協力頂く予定をしております。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後も、当該補助金に関する活動、及び当団体に関連する活動について、下記noteマガジンでお届けしますので、是非チェックしてください!


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