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「IMPACT SHIFT」の旅路
『インパクトの世界に、入口をつくる』
「インパクト投資」という概念が日本に導入されて約10年。
先の見えない混乱や生まれ続ける社会課題。
社会の揺らぎと構造の欠陥を埋めるために生まれたインパクトの概念は、
政府・市場・生活、あらゆるレベルで拡大を見せている。
この流れは今後も止まることなく、
インパクトは世界を飲み込んでいくだろう。
業界の先達が、資本主義への違和感をエネルギーに、
力強く開拓してきたこれまでの10年。
これからの時代は、開拓された土壌の上に、
手を取り合って対話と実践の萌芽を生む時代への
「転換点」にきている。
今、インパクトの世界に必要なのは
「入口」ではないだろうか。
対話の窓を開き、課題と誠実に向き合い、
答えを模索し続けることが、
これからの世界への処方箋だ。
インパクトの世界に、正解はない。
だからこそ、語り合おう、考えよう。
これまで業界を牽引してきた先達と。
インパクトを志す起業家・イノベーターと。
資本主義社会に違和感を持ち、
インパクトの可能性を信じるあなたと。
インパクトを、また一つ未来へとSHIFTするための一日、
「IMPACT SHIFT」を開催します。
本noteの目的は、IMPACT SHIFT誕生秘話に焦点を当てる事です。
様々な偶然が重なり合い誕生した「IMPACT SHIFT実行委員会」の今までを皆様にも追体験して頂き、今後10年の旅路を1人でも多くの方々とご一緒して頂きたいと願っています。
はじめに
「IMPACT SHIFT2024」に関わって下さった全ての方々、当日は全国からお越し頂き本当にありがとうございました!IMPACT SHIFT発起人 / 株式会社UNERI代表の河合将樹です。
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3/3に開催してから1週間が経とうとしていますが、未だにX(旧:Twitter)上で #インパクトシフト から始まった対話や議論が各所で起きており、実行委員会一同、ほんと〜〜に心の底から嬉しいです!
最終的には【約650人】とこの場を迎えられました。1回目としては合格点なのではないかと思っています(勿論、反省点や改善点は山の様にあるんですが)。
今回はIMPACT SHIFTを代表して、僭越ながら発起人である私から「IMPACT SHIFT、そもそもどうやって始まったの?」という経緯や誕生秘話のいくつかに関して筆を走らせようと思います。(IMPACT SHIFTの事知ってるよ〜という方々は、「そもそも、IMPACT SHIFTとは?」はskip下さい)
そもそも、IMPACT SHIFTとは?
IMPACT SHIFT(インパクトシフト)とは、「インパクト業界最大規模のカンファレンス」です。特徴は、①インパクト業界への入口に特化していること、②セクター横断型(スタートアップ、VC、NPO、自治体、大企業などが参加)であること、③参加者層の中心が20〜30代という年齢であること、④業界の20代が中心とした実行委員会が有志で立ち上げたこと、などが挙げられます。2024/3/3に初回を開催し、約650名の方々とご一緒しました。
カンファレンスと言っていますが、実態としては学園祭の雰囲気なので、フェスという表現が適切かもしれないです。
こちらは、当日の様子が分かる「1分間のダイジェストムービー」なので、是非合わせてご覧下さい!(その日の懇親会終了後には完成して公開されていました)また、Xには多くの投稿を頂きました。
インパクトシフト凄かった!
— 桂大介 / Daisuke Katsura (@dkatsura) March 3, 2024
これが若手有志で開催されてるのは奇跡だけど、そうでないと開催できなかったイベントだとも思う。
セクターを軽々と飛び越えるアジェンダもゲスト選びも運営のセンスが図抜けていて、ロジもハイレベル。こんなイベント唯一無二。https://t.co/xA7YeRR8j3
我々としては、身に余るお言葉を頂きました🥺
実行委員会がめちゃくちゃいい人ばかりで…。
ソーシャル、ローカル、コミュニティ、ゼブラ、スタートアップ、NPO、官民連携など近いけど絶妙に交わらない領域の人たちが一堂に介す場だった。各界トップランナーのパネル、テーマ設定はもちろん、事前のSNS発信やガイドブック・参加者一覧など配慮が行き届いたすごすご会でした!#インパクトシフト pic.twitter.com/gQRHYSKaO6
— とみん🍊インパクトSU (@tominchan88) March 3, 2024
「インパクト」の名の下に、セクター横断型で議論が行われる場をつくりたかったんです!五感で実感して頂けたのが嬉しい!
←IMPACT SHIFTという名のイベントで、「#インパクトシフト なんてしなくていい。大切なのは『詫び寂び』」などと意味不明なことを主張していたのはこの人です。 https://t.co/U6mVPSVmfO
— 五十嵐剛志 | 公認会計士 (@Take_Iga) March 4, 2024
東洋型インパクトセッションの登壇者五十嵐さんからの投稿。この侘び寂びに関しては気になっている方々も多いはず。
IMPACT SHIFTで意図した設計
①登壇者のダイバーシティ・ジェンダーバランスと向き合う:
大前提、今回が100点かと聞かれれば改善の余地はあるし、向き合い続けて行くテーマです(極論登壇者は日本人だらけ、という見方もできますし)。
登壇者の男女比率も基本50%を目指していたからなのか、場の雰囲気なのか、セッションテーマが影響しているのか、理由は定かではないですが、結果的には一般的なスタートアップイベントと比較して驚異的な比率(女性比率は約40%)でした。
昨日の #インパクトシフト に参加して創業/スタートアップイベントとしては驚異的な男女比(体感女性の方が多い)だったこと。
— 大薮聡史 | polyfit(ポリフィット) (@satoshiojs) March 4, 2024
テック領域にこれまでのスタートアップが偏っていたから、起業女性が少ないだけで潜在層めっちゃいるのでは?という期待感持てた。DE&Iは若い世代から進んでいるね。
「温かくも力強く優しい熱気に、会場は包まれていた」と多くの方々からお言葉を頂いています。
②社会課題を取り巻く外部環境の変化とセクターを超えた議論:
これは、最もこの場をつくる上で重視していたものの1つです。IPOを前提とするスタートアップだけに主語を置きすぎず、NPOでもなく、VCだけでもない。超絶妙で多義的である「インパクト」のニュアンスと、この文脈を理解し、一歩でも行動を起こしている方々に関心を持ってもらう為の引力をどう起こすのか。文言・デザイン・登壇者・出展ブース・実行委員会メンバー・当日ボランティアスタッフ・会場 etc…あらゆる所に強い拘りと意図を持っていました。
贈与経済=NPOではないので、そこが小沼さんと桂さんの話の立ち位置の違いかもですね。小沼さんのあの図に関しては、公助、共助が市場経済による課題解決によって浸食されていくことの行きつく先が、豊かなあるべき社会なのか、恐ろしい社会なのか。おもしろかった! #impactshift #インパクトシフト https://t.co/zOso6V6sTp pic.twitter.com/oTHLef1Byz
— 井川定一|AVPN/日本で最も詳しい国際協力NGO情報(NGO外務省連携推進委員会NGO側特別顧問) (@sada_ikawa) March 3, 2024
社会課題解決という同じ言葉で実行する担い手が拡大する今、改めてスタートアップに出来ること、NPOに出来ることは何か、という議論。
昨日のインパクトシフトのセッションで改めて考えたけど、法人形態が営利か非営利かよりも重要なのは、ビジネスモデルが事業型か寄付型かで、要するにそれは交換モデルか贈与モデルかということなんだよね。
— 桂大介 / Daisuke Katsura (@dkatsura) March 4, 2024
法人形態という切り口ではなく、事業モデルで事業型か寄付型かで考えるという派生も。
スタートアップによる社会課題解決が盛り上がるなか、逆に、ビジネスでは解決できない課題があることへの理解が広がり、それを解決できるNPOは重要という認知も高まりつつある気がする。
— 小沼大地|クロスフィールズ代表 (@daichi0715) March 8, 2024
問題は、そうした認知をいかにNPOへの人材と資金の流入につなげていくかだ。
社会課題解決を重視したスタートアップが増える中で、NPOへの再評価が高まるという指摘。非常に同意です。
③全ての起業家を包括する、「社会起業家360度壁打ちスクランブル」:
こちらは、私(河合)が魂を込めて設計した企画なので、もっと知って欲しかった!
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360度というのは、「起業家が360度どの方向に道を歩んでも、その道の先にある景色を知っており、一緒に歩んでくれる人と出会える機会があったら良いよね」という意味を込めて使っていました。(=つまり、7年でIPOモデルに今は考えてないんだよねという株式会社や…そもそもNPO法人だし…という疑問を抱えている全ての起業家を包括し、楽しんで頂き、その後に繋がる場にしたかったのです)
スタートアップイベントで頻繁に見かける「壁打ちスクランブル」では、(無言の前提として)「10年でIPOする」「株式会社(スタートアップ)」のみが対象でした。
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私は、「ココをグッと広げられないか」という考えで、自分が起業した時に欲しかった場をつくる事を目指して皆さんにご依頼をさせて頂き、実現しました。ピュアVCだけではなく、ファンドの運用期限が15年のVC、ファンドの運用期限がないVC、財団、インパクト評価、クラウドファンディング、休眠預金、非営利団体向けゼロ金利融資、ベンチャーフィランソロピー、エンジェル投資家、Bcorp認証、RBF、COO相談、CFO相談という日本で一番バラエティに富んだ設計になっています。
4人の方に壁打ちしていただきましたが、一緒に受けた方のお話もそれぞれ面白くて。私も聞いてほしいけど、他の方の話もついつい深掘りたくなる複雑な気持ちになる時間笑
— mako | 一次情報と現場の声を大切にする (@mako_pr) March 4, 2024
グループ壁打ちどうなるか想像つかなかったけど、よかったです✨#インパクトシフト https://t.co/Tn86MSZbQo
グループメンタリングに関するポジティブな感想も!
また、実際この場から既にMTGも幾つか進んでいると聞き、嬉しい限りです😭
④参加者全員が500円×2枚投票出来る「寄付チケット」。関係者全員が寄付出来る仕掛けを
これは、実行委員会のメンバー肝いりで進めていた企画です。
会場には、NPOへの寄付やマンスリーサポーター(月額寄付者)になったことない!という方々も沢山いらしていたので、このタイミングでIMPACT SHIFTに出展しているNPOの皆さんにも関心を持って頂けると嬉しいなと。
「寄付チケット使い切っちゃった~」という声を聞きまくったWELgeeです。(端っこにいた。)
— まりりん│加藤冬華 (@FuyukaKato) March 5, 2024
WELgeeファミリーあと1人で500人です。最近ファンドレイジング担当(自分)がとてもわくわくしているので、WELgeeファミリーとても楽しいことになりそう。 https://t.co/2fbRjWzsNv
実際、「寄付チケットが足りない!」というお声を多数いただきました。
#インパクトシフト でお話し聞いた、難民のキャリア支援されているWELgeeさんに寄付した!
— 工藤 柊🥕ヴィーガン冷凍弁当ブイクックデリやってます🍱 (@kudoshu_vcook) March 5, 2024
当日、寄付チケット2枚だけだったので、寄付できなかったので、メールもらえてキャンペーン知れてよかった🙌
25歳は、色々なところに寄付したい。https://t.co/cKKn0SfS94
後日送ったメールからアクションに繋がる事例も!
スタートアップやVC、機関投資家、自治体の皆さんに「NPO(ソーシャルセクター)に寄付をしてみる」という体験をして頂けたのは作り手冥利に尽きます。掛け合いが生まれてるのも最高でした。
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なぜ今、2024年3月にIMPACT SHIFTという場を作ったのか
最後に少しだけ、発起人である私の思いを述べさせてください。
「どうしてIMPACT SHIFTを立ち上げたのか?」と質問されます。私は、「今、2024年3月が、エコシステム関係者を増やし、理解を広めていく必然性があるタイミングにあるため」だと答えています。
2024年4月からは、「インパクト」の扉が多くの方々に開かれていくタイミングです。既存、新規のものも含めると、金融庁では「インパクトコンソーシアム」が、経済産業省では「インパクトスタートアップ(J-Startup Impact)」が、中小企業庁では「ゼブラ企業」がインパクトという名の下に同時進行している状況です。
個人的にこの流れは嬉しい反面、政策実現のスピードに現場サイドの理解や知見共有・機運の醸成が追いついていないのではないか、と感じていました(私が普段接する、本社である愛知県のスタートアップエコシステム関係者でさえ、この議論をキャッチアップできている方々は限定的だと、4年前からこの分野を愛知県内で耕してきた私目線でも思っています。)
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例えば「インパクトスタートアップ」に関しては、大きな山場が3つあったと思います。
1:ForbesJAPAN9月号にて「インパクトスタートアップ特集」が組まれる(時期:2022年7月)
2:インパクトスタートアップ協会の誕生(時期:2022年10月。法人化は2023年1月)
3:J-Startup Impactの新設及び採択企業の発表(時期:2023年10月)
インパクトスタートアップという言葉の普及でコミュニケーションが円滑化したことを、昨日の事のように鮮明に覚えています。笑
それくらい、「言葉の力」は大きい。「結局、インパクトスタートアップってなに?」「ゼブラ企業ってつまりなに?」「インパクト投資って言うけど、何が違うの?」という素朴な疑問の解像度をステークホルダー全員が一次情報に触れながら考える場があれば、日本各地で尽力する全員にバトンを繋げられるのではないかと。
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インパクトに関わるプレイヤーの多層性を示す意味で、基調講演で私から1つの図を共有させていただきました。社会課題解決を志向する起業家も多様になっています。(あくまで1つの整理であり、みなさんと議論しながら磨いていきたいと思います。)
社会課題に向き合う起業家を形容する言葉として、インパクトスタートアップ、NPO、ゼブラ企業etc…解釈の幅が広い言葉が乱立しています。
私個人としては、間口を広く取る状況も大事だし、合意形成を行う意味で定義を明確にする状況も大事だと考えています。(ラベリングの善悪の話ではなく、複数のステークホルダーとのコミュニケーションコストを大幅に下げる事が市場の隙間だと考えてるからです)
少なくとも私の周りに相談へくるケースはそういったケースが多く(結局、何が違うのか分からない…)、考え方のフレームワークの1つとして参考にして頂けると嬉しいなというのが根底にはありました。とはいってもこれがBestだとは思っていないので、よりBetterな形を皆さんと一緒に作っていきたいです。
長々と書きましたが、インパクトシフトでは、これまでVC(インパクト投資家)やスタートアップだけに限定されてきた”インパクトに関する議論”を、民間起点で耕し、セクター横断でモメンタムを上げる事が不可欠と考え、この2024年3月というタイミングで実施しました。
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IMPACT SHIFTの今後について
さて、IMPACT SHIFTは来年もやるんですか?と多くの方々に聞かれます。
結論は、「来年もやります。10年間はやります」と一貫して言っています。(それに対して、「10年では終わらせませんw」というリアクションも頂いています。嬉しいですね)
インパクトの世界に明快な答えはありません。だからこそ、様々なバックグラウンドの人々が「当事者」として関わり、探究していく必要があるテーマだと感じています。この場は、「既存の金融資本主義への違和感を感じる方々」が集い、変革の意思を持って、対話と実践を重ねる連帯の場でありたい。なので、最低10年は継続開催してどーんどん関係者を増やしていきたいと考えています。(あ〜〜〜大変だろうなっっっ!というのが正直な気持ち笑)
小難しく書きましたが、要するに「立場を超えてみんなで作り上げる『業界の学祭』」にしたいなと。
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最も重要な観点は、”否定ではなく違和感”という感覚。あらゆる争いや分断は、「知らない」から起きると思ってます。営利か非営利か、寄付型か事業型か、利益追求か社会貢献か、という無意識な二項対立が生み出す現状から止揚し、対話を重ねる中で「第3の選択肢」を一緒に構築することが求められている時代だと感じます。個人的な所感ですが、ここからの10年は望む・望まずに関わらず全員がこの違和感に向き合う事になるのではないかと。特に「日本」に主語をおけば人口減少が加速する渦中、ポジティブに戦略的な撤退戦をどう乗り越えるかも議論の焦点になってくるはずです。
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セクターの分断や二項対立の議論を乗り越えて、誰しもが対等に未来を信じて、手を取り合うこと。常識や慣習に違和感を抱えつつ、大なり小なり声をあげ、各々の持ち場で実践していくこと。IMPACT SHIFTを10年やり続けることで、そうした人々で溢れる未来につながっていくと信じています。
さいごに
改めて、この景色は私一人では絶対に作り上げることができないものでした。この場を一緒につくった、「スポンサー企業・企画パートナー・メディアパートナー・コミュニティパートナー・後援・登壇者・出展者・実行委員会メンバー・ボランティアスタッフ」の皆さんには、心の底より感謝しています。本当に、ありがとうございました!!!
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思い返せばこの企画も構想から約2.5ヶ月で実現に至っていたり、全てをアジャイル開発で実施していました。インパクトシフトは、アウトプットをみればカンファレンスではあるものの、私としては「民間のイニシアチブ」の1つだと整理しています。人口減少が加速する日本の未来、実行委員会メンバーのピュアな狂気を活かす座組、時代の追い風と世論形成、様々な偶然が重なり合い、実現できたものだと思っています。
長々〜と書きましたが、第1回目のIMPACT SHIFTを当日会場で一緒に迎えた皆さんや興味を持って下さる皆さんと、これからの旅路をご一緒したいです。(来年は一緒にセッションつくりたいです!スポンサーしたいです!などなど、ご要望沢山お待ちしています!)
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