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100日後にスタートアップ起業日記その10

【スタートアップこそ、AIを使え!AIエージェントの破壊力】


こんにちは。しまゆずです。
今日も起業日記を訪問していただきありがとうございます。

前回記事はこちら。

なぜこの連載記事を書くのか?

「始動」の目的は、Thinker to Doer - つまり、考えるだけの人から、実際に行動を起こす人を育てること。

私自身、これまで「いつか起業したい」と思いながらも、結局行動に移せなかった経験があります。きっと、この記事を読んでいるあなたも同じような経験をお持ちではないでしょうか?

  • 「どの分野で起業すべきか分からない」

  • 「失敗が怖くて一歩を踏み出せない」

  • 「アイデアはあるけど、実現可能性に自信が持てない」

そんな方向けの連載記事です。


今回は、スタートアップに必要な「スピード」を達成するためのAI活用方法について、解説していきます。

スタートアップを加速させる!生成AIエバンジェリストが実践する最新AIツール活用術3選

「アイデアはあるけど、開発のスピードが追いつかない...」
「AIって色々あるけど、どう使えばいいんだろう?」

そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?👀

実は私も、医療×テクノロジーのプロダクトを開発する中で、同じ悩みを抱えていました。でも、ここ1−2ヶ月のAIの進化のおかげでいくつかの「効く」AIツールに出会い、開発のスピードが格段に上がったんです。

今日は、その実践的な活用法をシェアしていきます!

3つの「効く」AIツール

医師として患者さんに「効く」薬を提供するように、スタートアップでも「効く」ツールを選ぶことが大切です。

特に重宝しているのが以下の3つ。

1. ChatGPT/Claude:アイデアの壁打ち相手に

プロダクトのアイデアって、誰かと話しているうちに良くなっていきますよね。

ChatGPTやClaudeは、24時間365日、疲れ知らずの「壁打ち相手」として最高です。

【具体的な使い方】

  • 「〇〇という課題に対して、どんなソリューションが考えられる?」

  • 「この案の潜在的な問題点を指摘して」

  • 「似たようなサービスって何がある?」

  • 「SWOT分析を行って」

特にビジネス系のフレームワークやインサイトだと、AIの豊富な知識を基に様々な角度からフィードバックをくれます。

ただし、あまり鵜呑みにはせず、「こういう視点もあるんだ」くらいの参考程度にするのがコツです。結局は人間のリサーチや対人での壁打ちに優るものはありません。

ということを、始動で本格的に壁打ちをするようになって実感しています。

2. v0:爆速プロトタイピング

これ、本当に革命的でした...!

今まで、アイデアをカタチにするまでに時間がかかりすぎたり、達成できずに断念していました。

でもv0を使うと、自然言語で「こんなのを作りたい」と伝えるだけで、すぐにプロトタイプが作れちゃうんです。

例:議事録作成アプリのデモを作成。15分でほぼ完成。

【活用のポイント】

  • 最初は細かい機能は求めない。MVP(Minimum Viable Product)を意識。

  • とにかく「動く何か」を作る

  • 作ったものを見ながら要件を詰める

「百聞は一見にしかず」というように、実際に動くものを見せながら議論する方が、圧倒的に話が早いんですよね。

v0は、コードが途中で切れることなくGeneratingしてくれるので、まずどのように見えるのか、UIはどうなのか?を確認するのに優れているツールです。

以下のようなプロンプトを使って、{{ }}の中を変えるだけで、アプリの要件を書き出し、それをv0で作成してもらいます。

私は{{ここに作りたいアプリを具体的に書く}}を開発しようとしています。以下のStepback質問に答えて、アプリ構成に必要な要素を詳細に教えてください。

1. **アプリの目的とターゲットユーザーは何ですか?**
   - アプリが解決しようとする問題や提供する価値を明確にしてください。

2. **必要な主要機能と特徴は何ですか?**
   - ユーザーがアプリで実行できる具体的なタスクや操作を挙げてください。

3. **これらの機能を実現するために適切なプログラミング言語やフレームワークは何ですか?**
   - フロントエンドとバックエンドの技術選定も含めて説明してください。原則、Reactを使用すること。

4. **ユーザーエクスペリエンスを最適化するためのUI/UXの考慮点は何ですか?**
   - ナビゲーション、インタラクション、デザイン原則などを含めて詳述してください。

5. **アプリ開発における要件定義は何ですか?**
   - 機能要件、非機能要件、制約条件を具体的に示してください。

6. **PRD(製品要件文書)を作成するために必要な情報とその構成は何ですか?**
   - セクションごとの内容と重要ポイントを説明してください。

これらの質問に基づいて、アプリ開発に必要な全体像を詳細に提供してください。

3. Replit agent:開発効率を劇的に改善

これは特に、私のような「非エンジニア」には、夢のようなツールです。

コードを書かずに、フロントエンド、バックエンドともにAIが自動でアプリを生成してしまうんです。
また、コードの内容がわからないときも、すぐにアドバイスをくれます。

このような画面で、Deployし、公開も可能!

【便利な機能:Replit Agent】

  • エラーの原因と解決策を提案

  • より良い実装方法を提示しながら自動でエージェントがアプリを作成。

  • 開発環境のセットアップを支援

Replitの実践的な使い方のコツ

1. 「段階的に」進める

AIに最初から完璧を求めるのではなく、

  1. まず大まかな方向性を確認。機能は最小限に。

  2. 細部を徐々に詰めていく。Agentが都度確認してきたもののみチェック。

  3. 人間が最終チェックし、不足機能を随時AIに依頼。

という流れを意識します。

2. 「具体的に」伝える

例えば、
❌「良いアプリを作りたい」
⭕️「医師が空き時間に患者データを確認できるiOSアプリを作りたい」

というように、具体的に伝えることで、より質の高い提案をもらえます。

3. 「批判的に」検証する

どうしてもAIが生成したものをそのまま信用したくなりますが、必ず人間の判断を大事にすること。

AIの提案も、多角的情報に基づいて批判的に評価することで、より良い人間の判断につながります。

最後に:AIは「道具」である

私は医師として、聴診器やカルテを「道具」として使いこなすように、AIも「道具」として使いこなすことが大切です。

道具に使われるのではなく、道具を使いこなす。
そんな気持ちで取り組むことで、本当に価値のあるプロダクトが作れると思います。

みなさんも、ぜひAIツールを味方につけて、プロダクト開発を加速させていってください!

PS:実際のAI活用例をもっと知りたい方は、コメントやXのDMでお気軽に聞いてくださいね。可能な範囲でお答えします。

フォローとフィードバックのお願い

というわけで、10回目、いかがでしたでしょうか?

連載となりますので、ぜひフォローいただき、通知をONにしていただけると嬉しいです。

そして、コメント欄やX(旧Twitter)などでご意見ご感想もいただけるとちび上がって喜びます。

それではまた!

過去回

https://note.com/imp0820/n/nea5aaf4e85b0

https://note.com/imp0820/n/n8f5e8b90b2ca

https://note.com/imp0820/n/nfda8f150b399

https://note.com/imp0820/n/n093e03b21b76

https://note.com/imp0820/n/nf4cc597a3610

https://note.com/imp0820/n/n6839e27fbf03

https://note.com/imp0820/n/nbf426ffb1970


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