バリューを軸に再構築
こんにちは。キチナングループの井本健(@imototakeshi)です!
キチナングループは、5月決算のため、先週土曜日に、
2022年度計画書計画発表会を開催しました。
前期もコロナ禍の中で厳しい経営環境でしたが、
前年掲げていた「全員参加経営」を一人ひとりが現場で実践してくれた
おかげもあり、売上高はグループとして過去最高の120億円を超える見込みとなりました。
期の終わりは、経営者にとって、唯一ホッとする瞬間です。
1年間、ありがとうございました。
2022年の方向
2022年度は、昨年から取り組んでいる
・ミッションの浸透
・バリューを軸に再構築
について取り組みます。
そのために、経営計画発表会では、
「そもそもこのミッションはどのようにして創られたのか?」
を中心に話をすることにしました。
2017年の2度目に入社したときの想いから話し始め、
現場で、本当に感じたリアルなエピーソードも伝えました。
(最後まで話すべきか悩みましたが)
私は家業を継ぎましたが、商売は、はじめる、きっかけが必ずあります。
創業者がどのような経緯で、想いで、経営をしてきたのかを
みんなにも知ってほしいと写真を掲載しながら伝えました。
ミッション・ビジョン・バリュー
そんな、キチナングループの変遷を話をして、発表したのがミッション。
約1年かかりました。
いや、実際には、2017年から、多くの先輩経営者から、
「自分がどんな会社にしたいかが一番重要なんだ。」
と教えて頂いてからなので、考え続けていたというのが正しいかもしれません。
過去に対して、今に対して、未来に対して、しっくりくるワードが、
なかなか見つからなかったんです。
最後まで悩みに悩んでできたのがこの言葉でした。
物流とか、ロジスティックスとか、山口県とか、具体的な言葉は入っていません。でも、キチナングループとして大切にしてきたことが表現できたと考えています。
私たちは、今は山口県を中心とした会社です。
業種としては、物流を中心とした後方支援業務です。
しかし、この先、変化が激しい時代において、お客様のニーズには応え続けていきたいという気持ちは変わりません。
できるか、できないかわからないけど、お客様に対して、
「できる可能性が1%でもあるなら、なんとかする」
という精神が私たちらしさなのではないかと考えています。
現場で汗を流し、苦労をすることもあります。
時には徹夜だってすることもあるかもしれません。
それでも、期待に応えるために、諦めずに努力を続けることが大切だと考えています。
2022年度の基本的な方針
だからといって、ブラックな企業であり続けろというわけではありません。
同時に、まわし続けるための仕組みも必要なのです。
そんなことを経営計画発表会では中心に伝えました。
今年の経営計画書では、社内の運用方法を見直しました。
とくに、ヒトにかかわる採用や人事評価を中心に、再構築をします。
ただ、再構築といっても、過去の制度を踏襲しながらも、変化に耐えられ、一人ひとりのキャリアに密着しつづけられるようなものにしています。
特に、「心理的安全性」と「学び」については、余白を持たせて書き換えました。
成果だけがすべてではありません。
ガンガン学び、どんどんチャレンジし、たくさん失敗して、経験して、挫折も繰り返し、その結果、成果をあげなさい!
というメッセージを込めました。
失敗することも、経験することも、自分がチャレンジして、
成長実感を得られることが、楽しいと思えるような
環境にしたいと考えています。
さいごに
今回、グループとしてのミッションを中心に創りましたが、
企業としての成長に合わせて、ビジョン、バリューは構築が必要です。
ここは2022年度も、継続して、価値観を反映できるように微修正をしながら浸透に取り組みます。
事業に関しては、友田総業という自動車整備の会社をグループに迎え、さらにお客様へ提供できる価値の幅が広がってきました。
自動車整備は非常に可能性があり面白いです。
そして、既存事業のグロースもそうですが、
あらゆる仕組みを構築しながら、新卒採用、中途採用にも力をいれます。
次の数年で、どんどん権限委譲をして、任せて育てる体制をつくります。
その先の、物流テクノロジー集団をつくるべく、仕込みと努力が足りません。ここは、私が中長期的に取り組むべき重要事項。
「地方のリアルな現場から、泥臭いけど、
テクノロジーと仕組みで世の中を変えていきたい!」
そんな熱い想いをもったタフな人と一緒にはたらきたいので、
FacebookかTwitterでメッセージください。
簡単ではないですが、きっと楽しいはずです。
2022年も、キチナングループをよろしくお願いします。