科学社会論と公共哲学の交錯
来年の卒研メモです。この範囲を大幅に変えることになりました。メモとして置いておきます。
ステップ1:科学社会論の探求
マートンの『社会理論と社会構造』第四部科学の社会学を読み進めていきたい。
マートンによれば、科学という営みは、確証された知識の増大という目標を達成するのに相応しい独自のエートス(倫理観)に支えられている。科学者は集団としても個人としても「科学者を拘束すると考えられている価値と規範の複合体」としての「科学のエートス」を共有している。科学のエートスは、科学活動