キャリアの8割は偶然から作られる(そんなまさか)
と思った方はいませんか?
私はそんなまさか。派でした。
あの人運がいいよなぁ。
なんだか上手くいってて、世渡り上手。
会社に1人は、もしかしたらクラスに1人いたかもしれない。そんな存在。
でもこの理論
計画的偶発性理論(プランド・ハブンスタンス)
”心理学者ジョン・D・クランボルツが唱えたキャリア理論”
に出会ってから数年…
あの人ってこれが上手くいってるのかも?
これって偶然じゃないのかも?
とじわじわ感じるように。
これってもしや、
例のあの理論ですかね?と
クランボルツ教授にLINEしたいくらいになってきたので敬意を込めてnoteに書いておこうと思います。
振り返るとこの理論を知ったのは数年前。
キャリアカウンセラー国家資格の勉強をしていた時。当時は「へぇ〜。こんな考え方あるのね。」
ぐらいにしか感じておらずしっくりは来ていなかったと思う。(おそらく20代半ば)
ざっくりどんな理論か
Wikipediaで簡潔にまとめられていたので載せておく。
ふむふむ。思い出してきた。
そして、この理論は以下3つの骨子から
成り立っているらしい。これも分かりやすい。
上記の考え方を”今の私”(34歳)が咀嚼するとこうなった。
ずいぶんスッキリしてしまった。笑
①について
どんなに計画を立てても、準備をしていても自分が思ってもみないことや想定外のことは起こる。そしてその出来事は、自分の向き合い方次第でチャンスにできるということ。※どうにもならない事態も中にはある。
②について
偶然起きたことは、過去の自分の行動とどこかで繋がっているということ。業務でメルマガ配信の担当になった私が、誰かに文章を届ける面白さに気づきライターとして仕事をするようになったこと。
メルマガ担当を任された理由は、以前作った資料をたまたま上司が目にしていて面白いと思ってくれていたから。
私にきっかけを与えたのはもちろん上司なのだが、上司にきっかけを与えたのは過去の自分(が頑張って作った資料)だったりする。
自分の思いもよらないところで、何かが起きて物事が繋がっている。
そしてこれは良い方にも、悪い方にも繋がる可能性があることを忘れてはいけない。過去の自分から良いギフトを貰えるように、後悔なく向き合っておきたい。(切実!)
③について
計画を綿密に立てることはもはやできない。
でも、なりたい姿や目指したい自分を、誰かに伝えていくのはとても大事だと思う。
なぜなら、人は意思の弱い生き物だからだ。
(痩せなきゃと思いつつ、毎晩アイスを食べるわたしが真顔で断言する)
内に秘めているだけでは、自分自身の意識すら薄れていく。
誰かに伝える=言語化をすることでぼんやりしていた自分の意思に輪郭ができる。
例えば、私はこの夏焼かない。と誰かに宣言することで、毎日しっかり日焼け止めを塗ろうと思えたり、10月になった時に黒くない自分を強くイメージできたりするのだろう。
もし、伝えた相手が自分の知らないところで一緒に海水浴に行く計画を立てていたとしたら
「焼かない」と伝えたことで日の当たらない花火大会に変更されるかもしれない。あくまでも一例だが、誰かに伝えておくことで、近づきたいものを引き合わせたり、遠ざけたいものから距離を取ることができるかもしれない。
日々の情報の受け取り方や、出来事の捉え方、いつもと同じ通勤経路でさえも自分にとっての”大事フィルター”を通してみることができるかもしれない。そしてその気づきが次のチャンスにつながるかもしれない。
以上、こんな内容を見せたら
クランボルツ教授に、「え、ぜんぜん違う・・・」と言われるかもしれない。
でも、今の私にとっての「計画的偶発性理論」はこんな感じだ。
今このnoteも、何かに繋がっていると信じて。笑