#3「地域で生きている」と感じた話
皆さんこんばんは!しきです。
#2から少し時間が経ちましたが今回もmoteを書いていこうと思います。
|はじめに
まずはじめに、私の出身地は長野県の中野市という場所です。長野県は北信、東信、中信、南信の4つの地区に大きく分かれています。
中野市は、山ノ内町や飯山市、小布施町などの観光地に囲まれており、私が大学入試のAOでは「通り道なかのを寄り道なかのにするためには」というテーマで周辺の観光地の観光動向などを比較して、中野市を観光で盛り上げる可能性を提案しました。
中野市は住みよい場所です。山は近いし、野菜やフルーツなどの食べ物も美味しいです。あとは薔薇公園もあるし、音楽の町でもあるし、田んぼも沢山あるのでチョロチョロ水が色々な場所で感じることができます。でも結局中野市はどのようなものを、どんな人に向けてPRしたいのかよく分かりませんが。でも本当に良い場所なんです。高校時代は「ラウンドワンが欲しい」や「映画館が欲しい」という風に言っていましたがね(笑)
|本題
さて、今日の話は、マレットゴルフを通じて感じた「地域で生きている」という感覚のお話。「マレットゴルフって何?」「地域ってどこのこと指している?」など色々疑問点があると思うので、ひとつずつ視ていきましょう。
|マレットゴルフするしない?
この題名の意味が分かった人は長野県民か、長野県にゆかりがある人かと思います。大学入学時に県外の友達にこれを言った時に『何言ってるの?』と言われたことは未だに忘れません。「~するしない?(~しますよね?の意味)」は方言と知っていたため、わざと使ったのですが、どうやら「マレットゴルフ」も通じていないようでした。
百聞は一見に如かずということで、僕のYouTubeにマレットゴルフをした動画があるのでこちらをご覧ください!
今回の物語の舞台は上田市の<塩田の郷マレットゴルフ場>という場所です。マップも載せておきます。
|地域で生きてる感じ
マレットゴルフが好きな先輩と2人で行って、よしコース回るか!と思ったら、ガチな格好をしたおじいちゃんやおばあちゃんが沢山いました。
ちょっとやりづらいと感じながらも、一打目を打ちました。みんな明らかに僕たちのプレーを見ているんですよ。いや緊張するって!と思いながら2打目(OB)すると、おじいちゃんが『OB!やりなおし!』(OBの場合+1打カウントして元の位置から再開)と言ってきました。行ってきたならまだ良いけど、俺たちの後を追いかける形でおじいちゃんたちもコースイン。後ろからのプレッシャーやご指導に耐えながら、僕たちもコースを回っていきます。
「OBやりなおし!」と何回言われたことか、、、
だけどコースを回るにつれて不思議な感情が湧いてきました。
それは「懐かしい」という感情
昔子どもの時に、地元の地区で知らないおじいちゃんに怒られたり、しらないおばあちゃんと挨拶したり。時には果物を貰ったり。あの時の感覚や怒られたときや小言を言われたときの、涙は出ないけど、目が熱くなる感じ。楽しい感じ。まさしくそれらを体験したのです。もちろんご指導だけでなく、アドバイスを貰ったり、打ち方のコツを教えてもらったりもしました。
僕はこれらを体験して「地域で生きてる」感じがしたのです。まったく知らない人と関わることが生きてる感が出る要因かなと考えたのですが、なんだか違いそう。「おじいちゃんおばあちゃんに面倒を見られていた子どもに戻れた」という感覚が「地域で生きてる」という風に感じたポイントなのかなと考えました。
|最後に
僕ももう21歳。社会的に視たら大人の歳かもしれません。だけど、おじいちゃんおばあちゃんから視たら、まあ自分たちは子供のようなもの。孫世代。この関係性が、子供に戻ったという感覚にし、子どもでいて良い空間があることに安心したのだと思います。子どもに戻れる場所=心地よい居場所という方程式は成り立つと僕は思いました!
アパートで住んでいたり、大学の仲間たちと生活していたら感じられない感覚をマレットゴルフを通して、おじいちゃんおばあちゃんから教えられた気がしました。大人が子供を見守る。自分の子どもとか関係なく。こんな地域で育っていた僕は幸せだなと感じます。
ということで以上!!
地域で生きてる感じ。それは子供に戻れた感じ。はっきりとは思い出せないけど、確かに存在していたあの時間。そんな時間に思いを馳せることができてよかったなと。