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アジア人って若く見られる

海外に出て実感することの一つ。アジア人は若く見られる。

普通なら嬉しいことなんだけれど、ビジネスの場、特に大きな企業相手だと嬉しくないことも多い。見かけだけでは、「あ、経験浅いな。まだひよっこ。」と思われる事が多い。アメリカではビジネスの場で年齢を聞くのはタブーなので、みんな最初は見かけで判断するしかない。初対面の人とは、自己紹介で、自分の立場を明らかにした後は、できるだけ中身の濃い会話にすぐに入るようにする。英語での会話は声のトーンも低め。

一旦、関係性が出来上がってしまえば、そこからは声のトーンが高かろうが、冗談を飛ばそうが、十分にやっていける。でも最初は肝心。特に最初の10分ぐらいは。

私の場合は、80から90%の人の目つきが変わるのがわかる(笑)。それだけ舐められやすい顔なのだろう。背も高くないし、女だし。

今はテックは基本的にビジネスカジュアルで、イベント等によってはコーダーズカジュアル(Tシャツ、ジーンズ、スニーカー)だし。化粧も大してしなければ、それは仕方がないだろう。

私のチームにいる白髪のおっさんが、「僕のボスです。」と私を紹介すると、目を丸くする人がたくさんいる(笑)。そうだよね。

若く見られて面倒臭いな、と思う反面、このギャップを今は楽しめる。そうなるまで色々試行錯誤して大変だったけれど。あとどれぐらい楽しめるかな、このギャップ。若く見られなくなったら、きっと寂しくなるのだと思う。あ、ついに外部にもわかる0大きな衰えがきたな、と認めざるを得ないから。

あと10年このまま頑張れるだろうか。無理か(笑)。出張から帰ったらフェイシャルに行って顔を潤そう。



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