7月21日(日)コラボランチ「夏バテ対策」献立作り
明日7月21日(日)は、姉のお店「すももとももとあんずんち」とのコラボランチです。
すももとももとあんずんちのこだわりは、「発酵」と「薬膳」。
国際薬膳師の姉が手作りする、甘酒、醤油麹、塩麹などを使った無添加のお料理をご提供しています。
場所は、毎週日曜日にランチ営業をしている、三茶ワーク茶や。
姉が、夏バテ対策をテーマに献立を考えてくれました。
夏の食養生の話と、明日の献立について、以下、姉からのメッセージです。
今回は、真夏の夏バテ対策食養生をご紹介します✨
皆さまや、皆さまの夏が爽やかな季節となりますように☀️
📝夏の特徴について
立夏から立秋までの3ヶ月間のことを、夏と呼びます。
中医学では…
この時期の特徴を「陽気旺盛」と表します☀️
一年の中で、陽気が最も盛り上がる時期です⤴️
五行で見ると、
夏は「心」のはたらきが旺盛になります❤️
旺盛になりすぎると、こんな不調が…↓
・動悸、寝つきが悪い、不眠、夢が多い、イライラ、怒り など
夏の邪気は、「暑邪・火邪」です🔥
邪気による体の変化は、
・顔が赤い
・体が熱い
・汗が多く出る→津液不足→血流が悪い→動悸、脱力、不眠
などです🌀
📝暑邪・火邪と症状
○「暑邪・火邪」の特徴
・炎熱性(上昇、発散しやすい)をもつ→汗、熱の症状💦
・津液を消耗する
→気も一緒に消耗する
→息切れ、夏バテ、熱中症の症状🥵
・暑邪+湿邪=湿熱
→食欲不振、疲れ、無気力、四肢のだるさ、吐き気、下痢 など
📝真夏の養生
・体内の陽気を程よく発散✨
…激しいスポーツは、体力を消耗します。運動は、程よく無理せず!
・楽しい気持ちで💫
…心の気を整えるために、気持ちはポジティブに💖お昼寝もいいですよ💤
📝夏の食養生
①熱を冷まそう🧊
熱を取り除き、身体を夏の暑さから守りましょう!
〈おすすめ食材〉:清熱解暑
ex)あわ、セロリ、白菜、苦瓜、レタス、薄荷、緑豆、バナナ、緑茶、ズッキーニ など
②渇きを潤しましょう💧
【おすすめ食材】:生津止渇
きゅうり、ズッキーニ、トマト、豆腐、メロン、すいか など
【7/20(日)の献立詳細】
来たる8月に向けて☀️夏バテ対策おべんと
【スープ】
トマトともやしと卵の麹スープ
トマトは、「清熱解毒」といって、熱を冷まし解毒するはたらきを持ちます🍅「生津止渇」といって、津液(身体に必要な水分)を生み出し渇きを止めるはたらきもあります。熱中症や高血圧などに効果的です🎯
緑豆(もやし)は、夏バテ対策にぴったりな食材!「消暑」のはたらきを持ち、暑さを冷ましてくれます✨利水の効能もあり、むくみにも効果的です!夏にはたらきが旺盛になる「心」が燃え上がりすぎるのを抑えてくれます。
卵は、「養血」のはたらきを持ちます🥚暑邪・火邪によって失われがちな気、血、津液。卵で血を補います🐣
【メイン】
レタスの麹焼売
豚肉は、お肉の中では珍しく、身体の熱を冷ますお肉です🐷渇きを潤す「滋陰潤燥」のはたらきを持ちます。血・津液は、「陰」に属します。(気は「陽」)陰を補うことで、血・津液を補います。便秘や眩暈、渇きなどの改善にも🌟
【デリ】
・夏野菜とホタテのレモンサラダ
ズッキーニは、「清熱生津」といって熱を冷まし津液(身体に必要な水分)を生み出すはたらきを持ちます。空咳、口の渇き、火照り、むくみなどに効果的です🎶
ホタテは、「滋陰」のはたらきで、臓腑を潤してくれます。めまい、喉の乾燥、咳、お腹の弱り、疲れの改善に⭐️
・きゅうりととうもろこしの麹白和え
きゅうりは、夏の邪気は、暑邪・火邪。熱く燃え上がる特徴を持っているので、水分を消耗します💦きゅうりは、「止渇」のはたらきを持ち、渇きを止めてくれます🥒「潤膚美容」といって、肌を潤し整えるはたらきもあります✨身体の熱を冷ます食材なので、真夏日には、特におすすめ!喉の腫れや痛み、むくみ、熱病、ほてりなどにも効果的です😊
とうもろこしは、「清熱」(身体の熱を冷ますはたらき)と「健脾」(脾を補うはたらき)を持ちます🌽身体が熱い、飲み物を飲み過ぎた時のお腹のチャポチャポ感、疲れ、食欲不振などの解消にも効果的です✨
白和え衣のお豆腐には、「清熱生津」のはたらきがあります。便秘、喘息、むくみ、渇きなどを改善してくれます🎶
皆さんの夏の暮らしを、少しでも心地よく過ごすお手伝いができたら嬉しいです。
明日、ご来店お待ちしております!