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何者でもない自分
ある時から
わたしは こう思っている
「私は『何者でもない』自分を愛してる」と
*
この美しい空
画家なら描かずにおれない…
舞い落ちる紅葉
詩人なら謳いあげたくなる…
寄せては返す波の音
音楽家なら再現したくなる…
歓喜、情熱
踊り手なら体が突き動かされる…
─ 全てに魂が宿っている ─
その生命力に
少しでも触れた途端
私の五感は共鳴し始め
狂おしいほどの感動が生まれ出る
静かの海
津波の圧倒
水平線の予感
そして生まれては消える
いのちの営み
…受け止めるだけで精一杯なのだ…
年々
心の琴線は敏感に。
もしも
「表現する側」の道を選んでいたら…
最近は考えるだけで怖くなる。
間違いなく物狂う世界へ行ってしまう。
だから
毎日を「透明になる作業」へ。
わたしは、本物の『受け手』になりたい。
心から。
心を素直に
どんどん素直に
死ぬまでに
そんな結晶体になりたい
🌿imo
※2010年9月に書いたブログを基に今回すこし加筆修正して「詩」といたしました