
デザインとは、"考え方" そのものである。
デザインとは何か?
「色や形のこと?」
確かにそう思う人も多い。
でも、実はデザインとは、"考え方" そのもの だ。
色や形は、その考えが"目に見える形"になっただけ。
本当に大切なのは、「何を伝えたいか」「何を感じてもらいたいか」
それを突き詰めることが、"デザインにこだわる" ということ。
デザインの本質は「考え方」
たとえば、僕の米粉ドーナツ屋「田万里家RICE DONUT」。
ただの田舎のドーナツ屋じゃない。
✅ 「シンプルで洗練されたデザイン」にこだわる
✅ 「主役は何か?」を考え抜く(ドーナツ・宿泊者・地域の魅力)
✅ 「感情に訴える空間」をつくる
結果、日本人だけでなく、海外からも人が訪れる店になった。
それは、どこの国の人が来ても「素敵だね」と思える"違和感のない美しさ"を大事にしたから。




デザインは「余白」をつくること
僕は、お店の前に「うちはこんなことやってます!」とアピールしまくるのが好きじゃない。
それよりも、"感じ取ってもらう" ことが大事。
「この店、なんかいいな」
「この空間、落ち着くな」
そう思わせるのが、本当にいいデザインだと思う。
デザインは未来を描く力を持つ
デザインは「今」だけじゃなく、「未来」にも関わる。
僕は、田万里家だけじゃなく、地域全体をデザイン している。
「この地域をどうしたいか?」
「どんな未来をつくりたいか?」
この考えを、地域の人にいちいち確認してるわけじゃない。
でも、僕の中にはしっかりとした "未来のデザイン" がある。
デザインとは、「人の心を動かす装置」
デザインが優れていると、人はそこに"考え"や"思い"を感じる。
だからこそ、デザインにこだわるべきなんだ。
「あなたは、何をデザインする?」
未来をデザインするのは、今のあなたの考え次第。