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二度目の春が来る
ありがたいことに、
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いつの間にか、たくさんのスキをいただいた。
ビューは80000を超えていた。
何者でもない、ただの芋🍠が書き散らす、なんとはない田舎の日常や、その日の気分の駄文を見に来て頂き、恐縮の極みである。
元はと言えば、知人のせいで沼落ちした、Vtuber根本凪さんを、
「おもろい子だ!!だけど、まだ知らない人も居るだろな〜。勿体ない!」
と、何かしらの布教が出来ないかと書き始めた場所だ。
単純に、旧TwitterやらtiktokやらInstagramやらの、他のSNS媒体がわからなかっただけである。
理系か文系かと問われたら、当方は恐らく文系なのだろう。
算数の問題を急に出されると、瞬時に答えられない(数学ではなく、算数)。
通常の脳みそが、数字モードになっていない。
代わりに、ちょっと何かと言われれば、作文でも反省文でも始末書でも、出来映えはともかく、文字で埋める時間は苦ではない。
noteが自分の主戦場であり、他のSNSは傍観者のつもりでいたのだが、結局あれこれとアカウントを作り、フォローしたりされたり、どんどん世界が広がっていった。
同じ事務所のアイドルも少し覚え、根本凪さんの好きな、サンリオのキャラクターやポケモンすら覚えた。
帰省した娘芋に、「かわっちまったなぁ〜」と笑われたりしている。
noteでも、それ以外でも、顔もわからない方々と、チャット越し・スマホ越しにたくさん出会った。
日常の報告をし、仕事や介護の話をし、食べたものの写真をアップし合う。美人さんなペットを褒める。旅先を眺めさせてもらう。
一緒にそれぞれの推しを応援し、会いたいねと話し、いつか会いましょうと約束をする。
先のわからない約束だ。
有給が取れても、ライブのチケットが取れても、新幹線が取れようとも、年寄りーズの体調次第では、全てキャンセルする覚悟だからだ。
推しにも皆にも、いつか、また会える。
老い先短い芋類の世話が、当方の最優先事項だと決めている。
それは今年も来年も、変わらない。
根本凪沼に堕ちてから、2度目の春が来る。
今年は3枚目のCDが出る予定だ。またリリースイベントがあるだろう。
去年のイベントで、にわかの芋を温かく呑み会に入れてくれた若者の一人が、今日は誕生日だと言う。
顔が分かる、数少ない相手だ。
しかし、いくつなのかもわからない。根本凪さんが好きだということしか、知らない。
次はいつ、会えるだろうか。
得体のしれない、ミステリアスな彼を、北国からこっそりお祝いする。
おめやで〜。