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早稲田に受かりたい人へ

現役全落ち(MARCH、早稲田)だった私が、今年一浪で早稲田6学部全勝(文・文化構想・法・商・社会科学部・教育)したことについて話そうと思う。ただ、私が話したいことは、「その参考書やったら受かる!」とか「1日12時間以上やらないと受からない!」みたいなよくある話では無い。今youtube含めあらゆる所にそのようなアドバイス(笑)が記載されているが、そんな情報を鵜呑みにした所で受かるわけが無いことは周知であろう。実際大手予備校で約1年間毎日ちゃんと授業を受けて、自習もして、10時間以上勉強していても落ちる人は落ちる。ただ、それが悪いことではもちろん無い。その努力は必ず自分の成長に繋がっている。ではそのような人含め、10時間以上勉強してても早慶、あるいはMARCHに受からないのは何故なのか?私が思う理由はただ1つ
「過去問を有意義に使えていないから」である。これもよく聞くことである。しかし、皆はこの事を軽視しているのではないかと思う。ここでの有意義とは、ただ解いて復習するだけではもちろん無い。そんなの当たり前のことである。大事なのはその中で「参考書に載っていないもの」に気をつけることである。これはただ参考書に載ってなくて知らなかったこと(例えば英語の難熟語や難単語)など含め志望大学の設問の特徴である。この特徴を皆は傾向の事だと思うかもしれないが、全く違う。傾向はあくまで傾向に過きず、例えば大問1には文法問題が出るみたいなことを示す。そして私が言う特徴とは、設問や選択肢の構成の相対性、根拠の位置や数などのより具体的なものである。これをどれだけ発見し、意識出来るかが合否に関わってくる。しかし、これらを見つけられたからと言って、毎回意識して解くことはかなり難しい。実際私自身も、復習で見つけた特徴を次回の過去問演習時に実践できていたかと言うと、そんなことは無かった。だけど大事なことは、たとえその時出来なくても、必ず意識出来なかった、あるいは出来たことを確認し、次は絶対同じミスをしないと意識することである。結果より課程が大事なのだ。これを続けて行くことで、普段自覚できなくても、必ず学力が伸びていくのだ。ここで、学力の自覚について述べたいのだが、私自身は自らの学力の伸びを自覚するタイミングは模試ぐらいしか無かった。逆に普段の勉強においては、とにかく学力が足りないと思っていた。模試での一喜一憂に関しては、私は良い事だと思う。なぜならそれは努力の証だからだ。しかし、その一喜一憂はせいぜい1週間程度に留めておかなければならない。というか、本当に受かる人間は1日で切り替わるだろう。というのも、どれだけ模試の結果が良くても、過去問や問題集を解けばそっちに意識が持っていかれ、一喜などどこにもいなくなってしまうからだ。これらの事が出来るのが勉強が出来る人の特徴だと私は思う

このように私が一浪してわかったことをつらつらと書いたが、これはあくまで1浪人生の意見に過ぎない。どうしても現役で受かった方の説得力には負けてしまうのが現実だ。しかし、一浪したからこそわかる受験の現実があると思う。

長い文章を書くことに慣れていないため中途半端に終わってしまったが、今後また書くかもしれない。

がんばれ受験生



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