自分以外はみんな他人
とても当たり前なことだけど
そんな「当たり前」こそ
忘れちゃいけないことだと思ってる
この世には誰一人として
同じ考えを持つ人はいなくて
親子や兄弟などの血縁者でも
どんなに付き合いの長い友人でも
どんなに愛し合っている恋人同士でも
価値観は全員異なる
もれなく「全員」
「十人十色」とはよく言ったもので
同じ色を持つことなどあり得ない
だからこそ 自分と違う価値観を持つ人を
排除しようとしてはいけない
その人の世界を土足で踏み荒らしてはいけない
「否定」してはいけない
別に肯定したり共感しなくていい
「自分には理解できないなあ」でいい
「その価値観が理解できないけど理解したい」
という場合はその人に聞けばいい
理解する努力をすればいい
「その価値観が理解できないし
理解しようとも思わない」
という場合は否定も肯定もせず
「黙って離れればいい」
わざわざ否定的な言葉や
傷付けるような言葉を
発する必要はない
「自分とは違うな」という感情が
無意識にマイナスイメージに
つながってしまうことがありませんか
私はたまにあります
でもそんなときに一旦考え直す
「自分とは違う」と「わかり合えない」は
決してイコールではない
そもそもそれが当たり前じゃないか
むしろ「自分と違う」からこそ
その人から得られるものは多いんじゃないか
って
異なる価値観が存在することは「当たり前」
そんなこと誰もがわかっているはずなのに
それを理解した上で体現していくことは
とても難しいことだと感じている
「私」という一人の人間から見えている世界は
ひどく歪で小さなもの
その歪で小さな世界が
さまざまな人の価値観に触れて
少しずつ広がっていくことが
人間としての成熟を意味すると思ってます