ビタミンDには全部で6つの種類が存在し、その中でも天然型ビタミンD3の1α位に水酸基を有する活性型ビタミンD3製剤が骨粗鬆症治療として使用されています。 今回は骨粗鬆症治療薬としてのビタミンD3製剤について勉強していきたいと思います。 ビタミンDとは ビタミンDは紫外線を浴びることで皮膚から産生されたり、食物を摂取することで体内に取り込まれます。 その後肝臓で25位水酸化され25水酸化ビタミンD (25(OH)D)が産生されます。 この25(OH)Dが我々の体内のビタミン
私自身におけるnote活用法の一つとして論文執筆の際に引用する文献の内容まとめ的なところがあります。 今後は引用できそうな本文中のsentenceや重要であると思われる内容をまとめて、後から見返しても論文内容がわかるようにしていきたいと思います。 今回は骨粗鬆症治療においてcorner stoneとなっているビスホスホネート製剤について詳しくまとめられている2008年の論文をまとめていきたいと思います。多用される薬剤ですが、根幹からしっかり勉強する機会はなかなかありませんで
初めてのnote論文抄読会となりますが、第一号は大尊敬する先生の論文から始めさせていただきたいと思います。 論文タイトル: "Effects of prior osteoporosis treatment on 12-month treatment response of romosozumab in patients with postmenopausal osteoporosis" Ebina K, Tsuboi H, Nagayama Y, Kashii M, Ka