細胞で考える
西野皓三さん(94歳)が永眠しました。
2021年 6月5日心不全で自宅で死去。
死去の事実は 2022年 2月22日に発表。
ご冥福お祈り申し上げます。
"気"を使える方でした。
50分の映像です。
演武は、塩田剛三さんを知っているから、ちょっと・・・アレですが、
「細胞」の考え方は、治癒力に通じます。
西野皓三さんを知らない方もいるのではないでしょうか?
医学部出身(大阪市立医専:現 大阪市立大学医学部)です。
「細胞で考える」 西野皓三 初版 1993年10月29日
目次を紹介します。
もし、興味があれば一度読んでみてはいかがでしょうか?
但し、古い本なので時代背景が違います。
ーーーここからーーーーーーーーーーーーーーーーー
序章 頭脳から身体へ
ー細胞の活性化こそが、エネルギーを産み出す
「生きていることだけが真実!」
"脳万能主義"への疑問
人生とは、すべて「ゲーム」
免疫学が証明した頭脳中心主義,の誤り 🗣
キメラ」生物は、なぜ死んだか
"黄金比率"の謎
危機をチャンスに変える方法とは
◎西野流と免疫学の出会い
自分を愛すれば、すべては変わる
人間はDNAの奴隷か?
老化を防ぐ「カギ」
運命は変えられる 🗣
◎”知的身体”を楽しむために
第1章 あなたの中に”天才"は眠っている
ーDNAの潜在能力を引き出す”身体知”の秘密
DNAに秘められた無限の“力"とは
なぜ、マイヨールは“常識”を超えられたか
「驚くべき事実」
呼吸こそが潜在能力を引き出す
眠ったままのDNA
天才の秘密は“身体知,にある
「考える細胞」の発見 🗣
天才と秀才とを分けるもの別
なぜ、人間は 退化,してしまったか
頭脳中心主義が,天才。を殺す
カオスを喜べ
第2章 「楽しさ」の追求が潜在能力を引き出す
ー真の“個性"を手に入れるには
「我慢」「苦労」は、何も産み出さない
「楽しさ」こそ身体エネルギーの源泉
チェルノブイリになぜ、草は生えるのか 🗣
苦行を捨てたから、釈迦は悟れた
登校拒否は、身体のパニック
「学ぶ楽しさ」を教えることこそが教育 🗣
なぜ、”いじめ”は起きるのか
本物の「個性」を作るには
天オプロデューサー・ディアギレフ
怒鳴っても、才能は伸びてこない
「個性」と「クセ」とは、どこが違うか
「放歌高吟」の境地
好むことは楽しむことにしかず
◎”カオス”を楽しめば、人生は好転する
第3章 求める衝動。こそ、生命力の源泉
ー「精神の時代」は、すでに終わった
"夢" を実現させる真のパワーとは
マニュアルは現状維持の発想
”常識"を信じるな 🗣
この時代に生まれた幸運を喜ばう
エネルギーとしての「求める衝動」
ノルマと計画が人生をつまらなくする
科学とは「見えないもの」を見るためのもの 🗣
カオスを知る、人間を知る
頭脳を超えた”気”のエネルギー
「腸は小さな脳」と言われるわけ 🗣
「伝言ゲーム」の危険性 🗣
「青年よ大志を抱け」の真実
「言葉はガレキなり」
空海が最澄を叱ったわけ
もはや決定的となった“身体" の重要性
第4章 呼吸法が拓く“自在の人生"
ーいま、運命の正体は明らかになった
運命学を超えた西野流の “対気"
陰陽五行とは宇宙の法則
"気"を見て占った易者
エネルギー学としての四柱推命
大晦日の訪問
欠けたエネルギーを補うには
"対気" は運命をよくする稽古
DNAに働きかける“足芯呼吸"の秘密
DNAは平等である
眠っている遺伝情報を活かす
なぜ、呼吸なのか 🗣
美味しく食べるための方法とは 🗣
"気"の発見 🗣
「足芯呼吸」の方法論 🗣
古代ギリシャ人も直感した“気"の存在
五歳の子どもにも、呼吸法の成果が
知育、体育の次は“気育"の時代
ーーーここまでーーーーーーーーーーーーーーーーー
古い本ですが、まだ市場に出回っています。
最安値は1円(送料別)
気になる内容に🗣マークを付けました
免疫学が証明した頭脳中心主義,の誤り 🗣
運命は変えられる 🗣
「考える細胞」の発見 🗣
チェルノブイリになぜ、草は生えるのか 🗣
「学ぶ楽しさ」を教えることこそが教育 🗣
”常識"を信じるな 🗣
科学とは「見えないもの」を見るためのもの 🗣
「腸は小さな脳」と言われるわけ 🗣
「伝言ゲーム」の危険性 🗣
なぜ、呼吸なのか 🗣
美味しく食べるための方法とは 🗣
"気"の発見 🗣
「足芯呼吸」の方法論 🗣
🗣解説
免疫学が証明した頭脳中心主義,の誤り 🗣
さすがに1993年に書かれた本だから、免疫知識が古いので、あまり参考になりませんが、このタイトルの意味は、免疫の拒絶は、脳が支配している訳ではなく、免疫細胞が独自に判断して決めている。と言っています。運命は変えられる 🗣
本人意思で変えられないものは宿命。意思で変えられるものは運命。運命は生き方で変えられる。人間には運命と呼ばれるものがある。誰と何と出会うかで運命が変わる。 若くしてガンで亡くなるはずだったのに、 100歳まで生きられる方法を知るのも運です。「考える細胞」の発見 🗣
脳で考えて判断するのではなく、細胞が瞬時に行動を起こすこともある。それは脳ではなく細胞が考えて判断している。という内容だけど、細胞が考えているのではなく、細胞の科学的反応だと思う。チェルノブイリになぜ、草は生えるのか 🗣
広島に原爆が落ちた後、科学者は何年も廃墟になると予想したのに、翌年の春には、植物の芽が出て葉がでて花が咲いた。チェルノブイリ原発事故でも同様なことが起こった。原発に蓋をしたコンクリートの割れ目から植物が生えてきた。知識を元にした脳で考えることは正しくないことが多い。今、思えば、不思議でも何でもない。当時の医学(今も間違っている)が間違っていただけの話です。
「低線量放射線は安全」だという知識の更新をさせない勢力があるだけです。(WHO)「学ぶ楽しさ」を教えることこそが教育 🗣
タイトルは素敵ですが、本文に中は思っている内容とは違っていました。
私ごとで恐縮ですが、腸管免疫を学び体の仕組みを知ると楽しいという返事を女性からもらったことがありました。一般的に科学は女性が苦手としている分野ですが、数値ではななく仕組みを知る分には、理系が苦手な女性でも十分に学べるようです。”常識"を信じるな 🗣
これもタイトルは良いのに、内容とは少し違う内容でした。新しく始まるテレビメディアに関する内容でした。先見の明があるかの内容です。
このタイトルなら、固定観念や先入観の話が必要です。科学とは「見えないもの」を見るためのもの 🗣
学問の細分化に警告しています。分化すると実態が益々見えなくなります。分化的思考は、西洋医学が病いを治せない理由の一つでもあります。科ごとに治療が違い薬も重複します。薬が重複したら治療ではなく拷問です。
”科学とは対象が持っている実態を見ることを通じて、目に見えない法則や真理を探究するもの”
専門分野だけに囚われた近視眼的な発想は捨てて、広い世界観を持っていないと謎は解けない。=病気は治せない。「腸は小さな脳」と言われるわけ 🗣
人間は考えるものの前に、動くものと捉えるべき。脳よりも腸が先に誕生した。
腸の働き:消化・吸収・免疫機能・ホルモン分泌・脳との神経ネットワーク。 西洋医学の腸の研究は、消化・吸収でストップしたまま、ほとんど進んでいません。病気が治せないのは当然です。「伝言ゲーム」の危険性 🗣
食品のデマやウソを見ていると、他人の言説を鵜呑みにした情報が氾濫しています。知ったか情報ばかりで危険です。伝えるたびに話は極端に変わっていく。自分より詳しい人が言うから間違いないで信用している状態。なぜ、自分で調べようとしないのか?情報に溺れることが素晴らしいことでしょうか?なぜ、呼吸なのか 🗣
人間は脳が発達すると、体の持つ自然なバランスを失っていく。体で自分を愛することを忘れられ、頭で愛するようになる。頭脳が体の本来の能力を邪魔をする。
筋肉の話は西野さんに付いていけません。さすが医学を学んだ方です。
日々、当たり前のように行なっている呼吸は、先天的能力ではなく、後天的能力で得たもの。だから呼吸法を変えることは可能という話です。美味しく食べるための方法とは 🗣
古い本なので、思っていた内容ではありませんでした。偏食を治すには食事では解決しない。偏食を変えるには根本的に体の改善が必要でそのためには呼吸法という話でした。
偏食は、”顆粒球とリンパ球の相違でなります” 改善には時が必要です。"気"の発見 🗣「足芯呼吸」の方法論 🗣
以上です。
私がこの本で感銘を受けたのは、脳主体ではなく、細胞主体で生きるということです。細胞には凄い能力が秘められていると、当時は思いました。
今、腸へいで「体の仕組み」を学んでいることは、この時期の芽生えが要因かもしれません。
癌を学び→腸活を学び→腸管免疫を学び→細胞のミトコンドリアを学ぶ結果になったのも運命なのかも。
「細胞で考える」意味を実感しているところです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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