心配性の私が、コロナ禍に海外旅行をした話。
8月末、三泊四泊の韓国旅行をした。
普段、とにかく心配性な自分。
閉じ込められた空間が苦手で
長時間の公共機関の移動は好きじゃない
もしああなかったらどうしよう、
余計な心配や妄想をしすぎては
息苦しくなったり立ちくらみ。
そんな自分を変えたくて
あえてリスクを伴う今、
ひとりで初めて飛行機に乗る
海外旅行を計画した。
準備段階から不安だらけで
ひたすら胃痛と戦う毎日。
それでも楽しみという気持ちが
勝ってはいたが、
もしものためにと増えていく荷物。
重いスーツケースを引きずり
空港へと向かった。
飛行機が離陸したとき思ったのは
" あ、自分でもここまでできるんだ "
ここまで準備してきたんだから
もうどうにかなるだろうと
いつしか心が前向きになっていることに気づいた。
飛行機ではマスク二重、
着いてすぐ歯磨きうがい鼻スプレー。
ホテルでは手洗いうがい消毒の徹底、
外食はせずテイクアウトかデリバリー。
いちばん不安だった
入国後すぐのPCR(出入国併用)で
陰性の結果を受けてから もう心は楽だった。
韓国の街中は
目に写るすべてのものが新鮮で、
食べたもの、歩いた道、乗車したバスや電車、
街の匂いや、飛び交う韓国語、
勇気を出して踏み入れた場所で
一生忘れることのない輝く思い出を手に入れた。
大きな達成感と共に帰国。
帰国してすぐ次月の韓国行きを予約した。
生きづらさを感じながらも
日々生きる生活に、新たな刺激を
取り入れることでこんなにも今、
"人生楽しいじゃん"と思えるのかと
別人になったような自分に驚く。
よくやったと自分を誉めたい。
心配性は悪いことじゃないのかも。