7年ぶりにnote書くよ
note、久しぶりにログインしたよ。
しばらく見ないうちに随分変わっちまったなぁ。
UIやUXも随分ユーザー目線に立った作りになってやがらぁ。
昔は阿部寛のHPかと思うくらいシンプルな作りだったってのによ。
なんだって、7年ぶりにnoteを書く気になったんだい?って面してるそこのお前。
今日はその理由(ワケ)を教えてやるからよ…
徒歩10分のコンビニへ行くのにわざわざ車を使ってないで、たまには歩いて行ってみようや。
そもそも
7年間なにをしていたのか?
俺は7年ぶりにnoteへやってきたよ。
それはタイトルを見れば明らかだよな。
じゃあこの7年、俺は何をしていたか?
結論から言うと俺は掃除機を開発するメーカーに勤めていたわけだ。
掃除機といっても、お前さんたちが知るところのダイソンや日立、マーディンなんかじゃあないよ。
もっとずっとマイナーなメーカーさ。
それはスマホで言うところのAppleではなくOPPO。
ゲームならNintendoではなくCasa Made。
スポーツメーカーならNIKEではなくWinnash。
知る人ぞ知るハイセンスなメーカーとでも言おうか。
知名度は低けれども技術力は確か。
そして圧倒的な低価格。
そう、俺が勤めていた会社は
掃除機専門メーカーの
“SQLEEM”だ。
読者諸君の中にも愛用者がいるのではないだろうか?
SQLEEMのSQEYO-R05-2と言えば掃除機業界で知らないものはいないだろう。
SQEYO-R05-2はとにかく多機能だ。
鼻歌と連動して吸い込む音のリズムが変化したり
電源コードが無限に伸びる特徴を活かし、世界3周半(2024/04/27現在オーストラリア・シドニーを通過中)を達成していたり
具材を持ち手のボックスにセッティングする事でお寿司を作成してくれる等、これまでに類を見ない新機能を搭載しているモンスター家電だ。
これだけ便利な掃除機だからね。
俺の実家には3台あるよ。
もはや3台でも正直物足りないくらいだ。
いつかこの掃除機の美術館を作りたいとすら考えてしまうのは俺だけだろうか?
おやおや、随分とその掃除機にお熱だね、君はそう言いたそうな面をしているね。
何を隠そう、SQEYO-R05-2を開発したのはこの俺なのだ。
料理ですら蟹の茶碗蒸ししか作れない不器用な俺が掃除機を開発してしまったんだよ。
時にはこんな偉業を成し遂げてしまうのが俺っていう生き物なんだよな。
でも決して楽な道のりではなかったよ。
徹夜で作った設計図を上司が転んだ拍子にシュレッダーにかけてしまった事があった。(計8回)
俺のアイデアが全て記録されたUSBを同期が間違えて他社へ流出してしまったこともあった。(計75回)
俺が社長の奥様と不倫していると部下が何かの勘違いででっち上げたので数ヶ月の停職をくらったりもした。(計868回)
赤信号で待っている間に後ろにサラリーマンが立ち止まった時、「お前も俺についてきてくれるのか…?」と妄想し、親子や老人が続々と集まり出したら「おめぇら来るなって言ったのに…ったく仕方ねぇ奴らだ」「し、師匠まで来てくれたのですか…!?」と考えが溢れ出し、あたかも自分が主人公であるような気持ちになったりもしたものだ。(計2589625875559回)
兎にも角にも紆余曲折がありまくった末に完成したのがSQEYO-R05-2というバケモノ掃除機なのだ。
せっかくなら貴君らにも販売ページを紹介してやりたいところだが、それはどうにも叶わないようである。
何故なら
ここまで書き連ねた全てが
嘘だからだ。
すっかり信じ込んだ貴君らには大変心苦しい気持ちを感じているわけだが、同時に愉快に思う感情も胸に宿り始めている。
この二律背反こそが人間の持つ精神性の根幹であり、自己が自己たらしめる何よりの証拠であると確固たる自負を掲げて、ここに宣言させていただきたい。
結論
簡単に言うと!
なんか巷ではエイプリルフール?ってのが流行ってるらしいから、それに乗っかってみました!!
どうやら人生には嘘をついてもいい瞬間が何度かあるらしい!
それを今回は実施させていただきましたっていうハナシ!
てなわけで!
驚かせちゃった皆さんにはゴメンナサイm(_ _)m
失敗続きのアナタにはモーマンタイ٩( ツ )و
意識が高いアナタにはありがとう世界🫰
ではそういう事で今回は勘弁してください。
小浦 慶也
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