PAXYANA

雑記です。特におもしろくないですし、為になることなんか万に一つもありません。

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最近の記事

(考察)パパのカレーライスは踊っているか

なぜ、普段は料理などしない父親が作るカレーライスはあんなに美味しいのだろう。妻と子供がクレヨンで絵を描いているのを見ながら、晩秋の日曜の午後にふと頭に浮かんだこの疑問。まさかここまで脳裏にこびりついて離れないトラウマになるとは思わなかった。 洗濯物を取り込むタイミングで「晩ごはんどうする?」と外から顔だけ出して聞かれるだろう。手持ち無沙汰な私はあるもので作ろうかと言う。そうすると野菜一色、肉、カレールウがあるというものだ。切って焼いて煮込んでご飯に盛り付けてできあがり。それで

    • 怪獣コールセンター

      はい、こちら怪獣コールセンター。怪獣ですか・星人ですか。慣れた口調で答えているのは昨年戦隊を退役したA氏だ。 「だいじょうぶです、落ち着いて。リゲル星人はコーヒー牛乳で酔っぱらう性質があります。近くの自動販売機で買って渡してみてください。すぐに隊員を向かわせます」 夜も更けてくると間違って開けられたワームホールから、ひょっこりやってきた星人の対応に追われることもしばしばある。しかし、そこは歴戦のA氏である。豊富な知識と長い隊員活動により獲得した経験で柔軟に対応している。

      • 仮説日本昔話の歌詞

        英語の熊を意味するbearには同じ単語で別の意味があります。born(過去分詞受動態)の現在系bearです。 わかりましたね。 熊の子が見るという客観的な立場かと思われるでしょうが、違います。これから産まれる子が隠れている胎内から、いいないいなと言っている声が聞こえます。 さあ、おしりを出してください産まれますからと母にせがむわけです。一等賞なのでおそらく順番で長男が長女ですね。人間はいいな早く産まれたい、いまは胎盤の上でへその緒から栄養を取っていますが、おいしいご飯に

        • ンダンダ族

          日本の労働人口が足りないという理由でいろいろな法が整備されて、何年経ったのだろう。私の会社も例外なく様々な国からたくさんの人が仕事を求めて入社した。もう従業員の半分は外国人でなかろうか。とはいってもほとんど皆が帰化していて国籍など関係ないかもしれない。 アフリカの聞いたこともない国の種族長の息子、ンダンダ族の彼もまたその中の1人だ。日本に吸い寄せられるかのように2020年にやってきて恐ろしい速度で日本語や文化体系を習得した。 いまや私の右腕として経営に携わっていてくれる。

        (考察)パパのカレーライスは踊っているか

          カメラ大好き

          その女の子はどこに行くにもカメラを持っていた。女の子と言っても既にいい大人だし、カメラと言っても携帯電話だ。今日食べたものや旅先で自分にカメラを向けて繕ったように笑いそして大きな声で独り言をカメラにぶつけている。画角に気をつけてゆっくりシャッターボタンを押して、これはダメだと首をもたげる。対面の席にあたかも視聴者がいるように振舞っている。 すこし大げさに身振り手振りを加えていかにその料理がおいしいかを雄弁に語るが、ほとんど口には運んでない。他愛もない近況を報告することに終始し

          カメラ大好き

          はじめまして

          いい天気ですね。これはあれですよ、仕事する天気ではありませんね。では、どんな天気が仕事をする天気かと考えました。 朝は晴れていた方がいいです。雨だと通勤が億劫になりますから。午前中に一雨ほしいですね。通勤という大業をうまくやり過ごせたことに優越感を感じれます。昼に曇って外に出ても何にもいいことなんてないようなどんよりした空が嬉しいです。こりゃだめだ、仕事でもするかーてな具合です。夕方から晴れ間が見えてきて美しい夕日に祝福されたいです。よくがんばったね、ほら日光を浴びてビタミ

          はじめまして