#137 中小企業は自社の財務諸表を社員にオープンにすべきか?
「中小企業は自社の財務諸表を社員にオープンにすべきか?」について今日は勉強をしていきます。
様々な意見があると思いますが、弊社社長藤井をはじめとする有識者3名の意見をあげると、
・小山昇氏(経営コンサルタント)
「社員はわからないかもしれないが、オープンにしていることが重要」
・古田土満氏(古田土会計事務所長)
「しっかり財務の教育をしてからじゃないと誤解を生む可能性がある」
「オープンにするタイミングが大事」
・藤井正隆(株式会社イマージョン代表取締役社長)
「社員にオープンにすると同時に、しっかりと見方の勉強会を行うことが重要」
やはり、「財務諸表を社員にオープンにすべき」という意見が多いようです。
ここで、本講義では「スポーツとの比較」を通して財務諸表の理解の必要性を説いています。
スポーツ選手が勝利のために、メダルのために、そのスポーツのルールを熟知している通り、個々の社員もビジネスの世界で生きているならばその「ルール」である財務諸表を理解する必要があります。
組織として動くことが多い企業において、そのルールを知らなければ、企業経営の全体像のうちの自分の期待役割もわかりえません。
まとめ及び発展として、
・多くの社員が自社の現状を正しく把握できる知識・スキルを身に着ける必要がある。
・ガラス張りの経営と経営・マネジメントに関する社員教育を行うことは企業の成長にとって不可欠である。
と藤井は主張しています。
「財務諸表は経営層だけが理解すべきもの」という考え方でなく、会社の一員として納得感をもって活躍するためにも個々の社員が財務諸表等を理解しておく必要があるということがよくわかる講義でした。
今後もイマージョン実践経営大学で学んでいきましょう。
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