#89 社会貢献活動の歴史と、様々な社会貢献の在り方
現在でこそ様々な社会貢献の形があると思いますが、社会貢献の歴史について触れつつ、社会貢献の在り方について学んでいきましょう。
<社会貢献の歴史>
時を遡って、1960~70年代にはイタイイタイ病や水俣病など、4大公害病が相次いで発生し、社会貢献については「企業の社会的責任」といった考え方が普及していました。実際に公害部を設立する企業もでてきました。
その後、1980~1990年代にはいると「フィランソロピー」や「メセナ」という言葉が定着し始めるなど、公害対策だけでなく文化支援といった方面にも社会貢献活動が領域を広げていきました。
2000年代に入ると、「CSR」という言葉が本格的に普及し始め、その後「戦略的CSR」という言葉も誕生しました。時代の変化に伴って、社会課題を「責任」ではなく、「ビジネス機会」としてとらえるようになってきていますね。
<社会貢献を体現している企業紹介>
今まででてきた社会貢献関連用語について整理してみると「営利か非営利か」「社会的責任なのか社会貢献なのか」といった軸で整理することができます。(詳しくは動画参照)
そのうえでタイプ別に企業事例を紹介します。
(非営利で社会貢献)
辛子明太子ふくや創業者 川原郁夫氏
・「受けた恩は石に刻め、施した恩は水に流せ」
・経常利益の10~20%を博多の街に寄付
・オリジナルの明太子を地域に教え、博多を明太子の街にした
(営利で社会貢献)
サムライヌードル @渋谷、道玄坂
・カンボジアへの寄付
通常1080円のラーメンに加えて20円のカンボジア寄付券を販売。
<まとめ>
①社会貢献は世の中のためになるだけでなく、最高の社員教育
②社会に役立つ仕事は長く支持される
③もう少し、大きくなってから、利益が出てからではなく、身近なことから始めましょう。
実際に、弊社イマージョンでも、コーヒー一杯につき10円を募金するなど、手前味噌ではありますが社会貢献を行っています。
昨年度は首里城へ寄付いたしました。
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