#82 ストップコロナ禍差別
コロナウイルスが蔓延してから一年以上たった現在、コロナ禍の差別について再度認識するための講義です。
参考資料:「人類と感染症の歴史」丸善出版
マラリア;マラリア原虫という寄生虫が病原体で1~2世紀に発生、アフリカや中東からの奴隷がローマ帝国に蔓延させた。
ハンセン病;熱帯の風土病が十字軍の移動を通じて中東からヨーロッパへ。日本では雷病といわれた。
ペスト(黒死病);モンゴル帝国支配化ユーラシア大陸東西交易
梅毒;大航海時代にアメリカからもたらされ、ルネッサンス期の性の解放で感染拡大。
天然痘;シルクロードの東西交流が拡大要因。
その他、コレラ、発信チフス、スペイン風邪、SERS、MERSなど人類の歴史は感染症の歴史でもある。
差別を防止するために
・三つの”感染症”について理解する(日本赤十字社による定義)
①第一の感染症:病気
②第二の感染症:不安
③第三の感染症:差別
・事実をしっかり確認する
・集団心理についての理解
今回の講義はこのような感じでした。まだまだコロナと闘っていく必要があると思います。こういった点も意識して人類が一体となって立ち向かっていきましょう。