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「セールス世界はまだまだDXできる」 エンジニアインタビュー - 岸上さん

昨年2月に業務委託としてジョインし、その後、今年の2月から正社員としてimmedioに参画する決意をした岸上さん。その背景をインタビューするとともに、実際にimmedioでやってきたことについても訊いてみました!

immedioに入社した理由を教えてください

まず私は去年の2月に業務委託としてimmedioに参加しました。人からの紹介でimmedioを知ったんですけど、当初からimmedioに興味があったというわけでは正直なかったです。技術スタックとしては私の持っているものと近かったので、そういう意味では興味があった部分はありましたが。

また、この時はもう1つの会社と業務委託を掛け持ちしていました。その生活をとりあえず1年ぐらい続けてみようと思ったんですよね。そして気になったところでフルタイムで入る、という感じにしてみようと。

フルタイムで入ると、ドメインのことについて深くまで知ることになると思うのですが、そうなったときに、やっぱり自分の興味のあるものの方が良いなと思っていました。そうなる前に、自分は何に興味を持っているのかをその期間の中で探る意味で、業務委託の掛け持ちをしていました。

その上でimmedioに正社員として入ろうと思ったのはなぜですか?

セールステックという領域が面白そうと感じたのがまず1つです。周りにもこの領域をやっている人たちが結構いるのですが、この人たちの話を聞いていくと、興味がすごい湧いてきたんですよね。

あと、セールスイネーブルメントチーム(セールスの業務改善チーム)のエンジニアをやっていたことがあるんです。ZapierやZoho CRMなどを用いて、チームの困ったことを解決するみたいなことをやっていたんですが、実際にやってみて感じたのは、思っていたよりまだまだ手作業が多いということ。

かなりレガシーな環境で働いているセールスの人が多いなと感じました。なのでちょっとした改善でもかなり効果が大きい領域だと思っていて、セールスの世界はまだまだDXできると感じたのが、興味を持ったきっかけです。

あとは仕事の面でやりやすかったです。コミュニケーションがいつでもできて、かつやりやすい。リモートだとレスポンスが遅くて、どうしても待つ時間が長くなりがちなんですが、immedioのメンバーのレスはすごい早い印象です。

業務委託を兼業しているとどうしても働く時間がずれたりするのですが、非同期で作業するにあたって、作業がすごくスムーズにできました。
やり取りが続いても嫌がられる雰囲気もなかったのも大きいですね。これは肌感でしかないですが、PdMの浜田さんやレビュアーの井上さんとのやり取りが長引いてもネガティブな感じになることがなくて、具体的なイメージが湧くまでやり取りを続けやすかったです。

あとは人の面ですね。さっきの話とも繋がりますが、仕組みとかではなく、根本的な人柄の良さ、みたいなところは感じます。ちょっと言葉にしにくいんですけど(笑)。でもやり取りが続いても嫌がられるような雰囲気がないっていうのは、やっぱりそういう人柄も大きいんじゃないかなと。

immedioでの印象深い経験はなんですか?

テクニカルサポートというポジションでの経験です。これはCSが顧客から受ける問い合わせのうちCSでわからないものをエンジニア側で解決するポジションです。

オンボーディング中の顧客が、なかなかimmedioでの商談自動化を始められず、想定していた時期よりもどんどん伸びてしまったと言うパターンがよくあって、それがimmedioの大きな課題でした。本来はそういったことも顧客かCSの人が自力で解決できる状態が理想なのですが、それも難しく、一旦このポジションを作ってみようと言うことで始まりました。


補足: テクニカルサポートについて
顧客環境への依存度が高いimmedioのプロダクトの性質上、どうしてもテクニカルな問題が発生しがちです。顧客によってWebサイトやフォームの作りが違うので、それらに対応するために色々な設定をする必要があります。代表的な例で言うと、iframeで埋め込まれているフォームかそうでないかで設定が変わる、などです。
CSとしても知識がないとなかなか対応できない部分でもあり、そういった部分をカバーするために生まれたポジションです。


成果はどうでしたか?

大きな課題であったオンボーディングについては基本的に期限内に終わらせることができたと認識しています。
あとCSの方々の精神的支柱になれていたかなと。と言うのも、困ったらすぐに投げられると言うのはやっぱりCS的にもかなり安心できる状態だったようです。

実際バックにエンジニアがついていることの安心感はすごいみたいで、いろんなところで感謝されました。課題解決のスピードや安心感みたいな部分を評価されて、最終的には下半期のValue Starで表彰されたりもしましたね。 

半期に一度、社内で最もValuesを体現した3人が選ばれるValue Starとして表彰された岸上さん

ただ同時に課題として感じていたのは、場当たり的な対応が多くて、ナレッジとして蓄積できる体制ができていないことでした。別々のCSから同じ質問が来る時もあったりして、流石にお互いの時間がもったいなく感じていました。なのでそういった場を整えないといけないなと感じています。
今はCSの定例MTGでテクニカルサポートに依頼した内容に関するナレッジ共有のセクションを作ってもらってそこで共有をしてもらっています。

テクニカルサポートを通じて岸上さん自身が何か成長を実感したことってありますか?

今までのエンジニア視点では気づかなかった点に気づけたことですね。具体的には、開発する際にユーザーのリテラシーを想像できてなかった自分に気づけました。

今まで開発する時は、自分が作っているサービスの周辺知識だったり必要な知識がユーザーにあることを前提として、単に課題解決をするための機能を作っていました。「これでわかるだろう」みたいな。
ただ実際使うユーザーのことをイメージすると、このUI/UXだと分かりづらいと気づける。せっかく作ったのにUI/UXが悪くて使われないのはやっぱり勿体無いので、その辺りは日々意識するようになりました。

immedioの好きなところは?

まずはスピード感ですね。コミュニケーションが取りやすく、レスも早く、意思決定も早いから、タスクを進める障害になるポイントがほとんどないです。

あとコードを書くこと以外でも学びが多いです。朝会にメンバーが集まって最近あった出来事を話す「Good & New」と言う時間があるんですが、そこでは色んな話がトピックに上がり、毎回興味深く聞いています。

エンジニアってやっぱり開発という仕事に閉じがちなんですが、immedioではそうじゃなくて、職種を跨いでいろんな人と交流があったりします。朝会は全社員が集まって話しますし、CS定例にも参加させてもらっているので、そこでCSの困り事を聞いたりします。

あとは飲み会も参加したり。そうやってCSや浜田さんから話を聞いたりしていると、やっぱり自分の知らない世界があって、すごく面白みがあります。そこは結構好きなところだと思っています。

今、どのような働き方をしていますか?

コアタイム(10:00 ~ 15:00)には基本的にはいます。ですが日によって稼働開始はバラバラで、8時とか7時から稼働している時もあれば、夜10時ぐらいまで働いたりもしています。

これから何をやっていきたいですか?

顧客の求めるものを作っていきたいです。顧客がイメージできてなかったけど、「こういうものが欲しかった」というのをみんなで作っていきたいなと。私もセールステックって興味がある領域なんで、そういうものを顧客に提供できたら楽しいんじゃないかなと思っています。

それを実現するために、まずセールス業務のキャッチアップをやっています。ざっくりどういう業務かは理解しているのですが、より深いところを理解していきたいです。たとえばユーザーにはどういうリテラシーの人が多いかとか、どういう性格の人が多いかとか、そういう具体のイメージ。そういうのをわかってて、それをプロダクトに落とせるようになりたいなと思っていますね。
なので、顧客に関わったり、社内のCSやインサイドセールスの人とかと会話してみて、より業務内容を理解していきたいなと思っていますね。

どういう人と一緒に働きたいですか?

嫌なタイプとかあまりいないので、やりたいことをやってもらえたら一番いいんじゃないかなと。
ただ強いていうのであれば、スタートアップ特有のカオスさを楽しめる人ですかね(笑)。そういう人であれば、一緒に働くことを楽しめますし、本人も楽しいと思っていただけると思うので、そういう人はぜひ!


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