新取組㉓身体づくりの必要性 ボルダリングジムへ行く

新しい取り組みの23個目です。

私はよく登山に行くのですが、山のレベルが上がってくるにつれて岩場をよじ登るスキルを高めた方がよいと感じるようになってきました。

難易度の高い山や沢登りなどでは、登攀に近い場面が出てきます。例えば先日登った山梨県の鶏冠山という山の最難所である第三岩峰。

左端から登れますが下は崖なので手を滑らせたらお陀仏です

ここ、技術的に絶対大丈夫とは思えなくて迂回路を選択しました。
技術と経験があればこういう場所でも安全に通れるようになります。

技術を磨きたいなとうっすら思っていたところに、知人からボルダリングのお誘いを頂いてその手があるよなと思いだしました。

日程調整上、だいぶ先になりそうなので、自分でまずは行ってみようと思い調べて見ると、どうやらボルダリング(的な壁登り)にも種類があるよう。

5mくらいの壁でやるのが「ボルダリング」
もっと高い壁でロープで釣るのが「トップロープ」
金具をつないで安全確保しながらやる「リードクライミング」

高さ対策としてはトップロープ並の高さが必要で、将来登攀するならリードクライミングが役立ちそうです。これらがある場所を近場で探すと、上記ページのストーンマジックが車で行ける範囲にあることがわかりました。

外観

会員登録して靴を借り入場。
初心者なのでまずはボルダリングから試すことにしました。

ボルダリングエリア

数枚の角度の違う壁が用意されています。

グレード表。初日に緑まで行ける人はまずいないらしい。

壁についたカラフルな突起物は「ホールド」というらしいです。
どのホールドを使うかが難易度によって指定されており、取っ手の近くに該当色のシールが貼られています。指定されたホールドを使ったルートで登れたらそのグレードはクリアということになります。

なお壁の角度が違っても、グレードが一緒なら難易度は同じくらいらしいです。ピンクはどの壁もあっさり行けたので赤からが本番です。

奥に傾いているので登りやすい

少し奥に傾いた登山時に登る岩場に近い壁です。
こちらは赤色(6~7級)は問題登ることが出来、黄色(5級)も片方はクリアできました。ただ5級以上はしっかりホールドに掴まることが出来ず、指の力が必要な感じです。

少し手前に倒れてきている感じ

105°の壁は赤色(6~7級)クリア。
ただ100°の壁は赤色クリアできなかったので、このくらいの角度での赤色はルート次第のようです。

半ばぶら下がった状態で登る。この角度でも赤色(6~7級)あり。

130°だと赤色(6~7級)クリアできず。
掴みどころはあるんですが、腕力と握力が持ちません。

スタッフの方に話を聞くと、角度がきつくなると使う筋肉が違ってくるので、未経験者は筋力不足で登れなくなるそう。身体が出来れば130°でも赤色は赤色の難易度らしいです。

1時間ほど試したところで、握力が持たなくなって登れなくなり終了しました。

所感

思ったより簡単にはいきませんでした。
特に技術をつければ登れると思っていたところが、筋力をつけないと登れないという点が予想外でした。

スタッフの方には繰り返しボルダリングジムに通うことをお勧めされました。握力や腕力、広背筋に指の力など、鍛えるポイントは多くあるのですが、筋トレだと腱鞘炎になったりするので実践がよいとのこと(特に指)

登攀に憧れはありますが、自分の身体が思ったように言うことをきかないと楽しさは半減する感触があります。楽しむなら鍛える必要がありそう。

幸い、月曜日なら靴レンタル込みで1300円なので、思ったよりはかなりお安く通うことが出来ます。毎週はきついですが、岩登りへの意識が強くなってきたら、それに応じていくようにしたいと思います。

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